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「だから頼むから外してよ!跡が残ると女の子に誤解されるって言ってるでしょ?」
「その程度なら自力で抜けられるじゃろ、体柔らかいんだから」
ああ、本当にこの子達は本番前だと言うのになんて言う話をしてるんだか……。そういえば準備中水分を取っていなかった、水を飲もう。喉がカラカラでしかたな_____
「そうなのか、それはいい肉だ。…………たまに大神をお仕置きと称して縛っているが、朔間先輩はこういうのが好きなのか?」
「ブフォッ!!!!!ゲホッ……ゴホッッ……」
「うおっ?!何吹き出してんだよ!大丈夫か?」
私は咳をしながらバックの中からハンカチを取りだし少し零れた水を拭く。
「だぃ…じょ、ぶ……」
やばい、変な所に水が入った。
「なんじゃAさん、もさかやって欲しいのかえ?我輩喜んでやるぞい……♪と言っても今回のは我輩では無いんじゃけども」
どうやら一族の人がやってしまったらしい。
零くんも大変だ。
それからUNDEADのみんなは何か話しているようだが、もう私は関係者席に戻るとしよう。この調子なら心配無さそうだし
もう少しで2winkのパフォーマンスを終わる頃だ。
私はそっとみんなの場所から離れ、関係者席へと向かった。
「我ら『UNDEAD』の二枚看板の片割れよ。おぬしがおらんと始まらん。たっぷり付き合って貰うぞい……ともに地獄の果てまででも
さあ皆の衆、時は来たれり、愉快で尊い第二の生を、『UNDEAD』の物語を再び始めようぞ」
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作者名:X | 作成日時:2023年5月5日 21時