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「うわわわっ、なんかやばくないですか???」
「朔間先輩だけで大丈夫でしょうか…」
(わあ…あの男性の方、何となく前の零くんに似てますね〜喋り方とか雰囲気が…ん〜、でもどこかであの男の人見たことがあるんですよねぇ……)
「青葉のお兄ちゃん、あの男の人知ってるの?」
「ん〜〜〜、あっ、思い出しました!あの人は____」
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「ちょっとお兄ちゃん年下いじめないでよ」
「イッテェッ!!!!」
Aは持ってる鞄で勢いよく男を殴りつけた。
「………は?お兄ちゃん??」
「久しぶりあったんだしもう少し優しくしてくれよーお兄ちゃん悲しいじゃん」
「…失礼ですが、Aさんとはどんな関係で?」
「ん?あ〜、こいつの彼氏♡」
「帰れ!!!!!」
Aはもう一度鞄で殴ろうとするが、兄はおっと…と避けAの頭を撫でた。
「そんな怒るなって、ごめんな?」
「撫でるなキショい」
「ありがとう俺も愛してる♡」
「は?耳大丈夫…?」
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「うわぁ…兄者がもう1人いるみたい………」
「A先生って兄の前だとキャラがすごいですね…」
「そうそうお兄ちゃんですよ、前にA先生の事調べた事があったんですけど……」
「わあああ、てか朔間先輩固まってますよ!早く正気に戻さないと!!」
「____で、調子悪そうだけど大丈夫か?無理してんじゃねーの?早く家帰った方がいいんじゃね?」
「大丈夫だから撫でないで…あと一応生徒の前なの。さっきは取り乱しちゃったわ…最悪」
「あれ、生徒だったんだ?ごめんな、兄妹のラブシーンなんか見せちゃって…」
「もういっぺん叩いてあげようか?」
「愛のムチなら喜んで」
「早く帰って?」
「あ〜、それにしてもAさん調子は大丈夫かえ?」
「えっ、あ…大丈夫よ」
「お〜、君面白い喋り方してんな…あ、そっかAの生徒って事はアイドルか、キャラ付け的な?」
「お兄ちゃん、いいから絡まないで。と言うか帰ってきたなら連絡ちょうだい?」
「連絡したけどお前出てくれなかったじゃん」
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作者名:X | 作成日時:2023年5月5日 21時