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朝、7時。家を出ると、目の前に一台の黒い車が止まっていた。
零「なんじゃこりゃ。でっけー車。何で家の前に止まってんだ?ちょー邪魔ww」
そう言ってゲラゲラ笑う零の目の前にある車のドアが急に開いた。
零「うおっと。あっぶねー。俺様ちゃんじゃなければぶつかってたな。さっすが俺様ちゃん。」
えっへん<(`^´)>とでも言いたげな表情の零に、一人の男が話しかけてきた。
?「大丈夫かい?僕の車の扉がぶつかりそうになってたから。ごめんね。」
零「あぁ?んだてめぇ。・・・?夢ノ咲の制服?そんでもってネクタイが緑・・・。っは!三年生!!」
零は今、急に話しかけられたと思ったら自分と同じ学院の人だなんていう偶然に巡り合えて、若干興奮ぎみである。
入学式の日に偶然家の前で先輩に出会う。これが異性同志ならば恋物語でも始めようとするだろう。しかし、生憎の同性であるため、自分か相手が女であればと想像するのもまたいいものである。
?「おや、君は一年生かい。可愛いね。初々しい。うん。自己紹介をしようか。僕は天祥院。君は?」
いきなり質問されて少し思考が停止したような気もしたが、黙っているわけにもいかないので、口を仕方なく開く。
零「朔間零。よろしくな、天祥院。」
英○「よろしくね。一応君の先輩なんだけど。まあ、いいか。あぁ、かなり時間がたってしまったようだ。よかったら君も乗っていくかい、零君。」
優しく微笑みながら手をさしのべる英○。その手をとり零は、
零「おう。そんじゃ邪魔すんぜ。」
そう言った。
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シオン(プロフ) - こんにちは。コメントありがとうございます!やっぱりいいですよね!妄想が止まらないです! (2018年8月2日 21時) (レス) id: fafda2e202 (このIDを非表示/違反報告)
愛が止まらない人(プロフ) - 尊いですね…! (2018年8月2日 21時) (レス) id: 1e5cb40fd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シオン | 作成日時:2017年5月18日 17時