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最原side

僕って一体いつからボディーガードの仕事をするようになったんだろうか、


こんなとこ王馬くんに見られたら、


王馬「ヒョロっヒョロの最原ちゃんがボディーガードとかwwwつまらなくないよ!」


最原「……」

王馬くんのことを考えるのはやめよう、胃が痛くなる。

わぁ、あの人綺麗だなぁ…

やっぱりお金持ちの人は綺麗な人が多いのかな?


王馬side

あー、行かなきゃ。

スーツを着て、髪の毛をセットする。

跳ねてるのはくせだけど、ワックスで跳ねないようにする。左耳の方だけ髪をかける。

よし。

片目「ボス。どこ行くんです?」

王馬「あー、お見合い」

ツインテール「え!お見合い!!めっちゃきになるぅぅ」

片目「だからスーツとか来てるんすね」

王馬「言っとくけどお前ら入れないからな。予約とかあるから、」


ツインテール「そう言えば、そうとうって金持ちだったっけ…」

片目「そうだった気がする」

執事「坊っちゃま、執事の武田でございます。お車の準備が出来ております。」

王馬「武田ちゃん。いまいくね」


王馬「ってことだから、留守番しくよろ〜」


全員「はーい」



はぁ、ついた。よし。行こうか


端っこの方に、見覚えのある女の子がいた。

いや、あの子がこんな所にいるはず、

王馬「もしかして、江西さんですか?」

貴方side

??「もしかして、江西さんですか?」

貴方「あ、はい。」

っ!え、嘘でしょ…なんであの人がここに居るの…、

王馬side

江西「あ、の、どこかであったことありませんか?」

やっぱり、あの子だ。すごく綺麗になってるけどあの子に違いない。

オレはつい、嘘をついてしまう

王馬「え?ありましたっけ、すいません。覚えていなくて、」

すると、あの子はちょっと傷ついた顔をする


王馬「ごめんごめん、あの子でしょ。」


江西「っ!やっぱり、あの時の…」

王馬「私の名前は王馬小吉。よろしくね」

江西「王馬、様ですね、」

王馬「王馬様んなんてそんな堅苦しくなくて。昔みたいに呼んでいいよ」

王馬「それに、明日から同じ学校なんでしょ?」

そう言うけど、やっぱり様をつけよう、
まだ会ったばかりだし…

貴方side

やっぱりすごく優しい…
もう、時間になってしまった。
すると、別れ際に彼は言った。

王馬「オレって、君が思ってるよりも、ずーっと性格悪いからね?」

そのまま彼は立ち去った。

あんなこと言うけど彼の本当の優しさは今でも覚えてる。

【文字関係で次行きます】

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作者名:夢主ちゃん | 作成日時:2019年6月9日 0時

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