【アカメが斬る！】槍の少女【タツミ】 (ページ17)

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16話ページ17

レ「ふー、奇襲で喰らった一発がきいたきいた」

『レオーネ、お疲れ様』

レ「お、由衣、さっきよりは元気んなったんじゃない？」

『そーかしら？』

ア「良かった」

『アカメ、いつの間に皆来てる』

ラ「コイツらで最後みたいだ」

(よし、一気に片づけ……て……)

ドサリとタツミ以外の全員が倒れだした

タ「由衣、皆！？」

ア「身体が、動かない……

毒……か……」

『黒幕の奥の手かなんかでしょうね……っ』

なんとか立て直しても、滲みよってくる強化歩兵

なんとも気持ち悪いものだ

刹那

私達の前に、白の服に青髪の男性が降り立った

「目の前の敵を駆逐しろスサノオ」

スサノオ………？

『何処かで聞いたこと……』

その間にも、スサノオは敵のもとへと走り出す

『あの人……いや、あれは……』

タ「由衣？」

『あいつ………帝具人間……』

思い出した

いつかみた文献に載っていた

……

『初めて見た……』

こいつが、仲間になるのか……

ナ「スサノオ、南東の崖に敵だ」

ボスからの指示で、スサノオは其処へと走り去っていった

タ「俺も行かなきゃ」

そう言って、向かおうとするタツミのマントを、アカメは引っ張った

ア「私も連れてってくれ」

『アカメ……』

頷いてアカメを背負い、危険種となったDr.スタイリッシュに向かう二人の背中を、

私はただ、見つめるだけだった。