拾伍 ページ8
さてと、やってきたのは馬小屋、
今日の内番は左文字派のお三方、小夜は参加していなかったのね、
宗「おや、Aさん、乱さん、どうかしましたか?」
『いま、短刀の子たちと鬼ごっこしてるの、匿ってくれない?』
宗「おや、お小夜、行かなかったのですか?急に内番を手伝うと言い出したので、何事かと思っていましたが……」
小「僕は…………いないほうが、いいと思ったんだ」
馬小屋を掃除するほうきを握る力を強めながら、小夜は寂しそうに言う、
私は一旦、乱の繋いでいた手を離し、小夜の近くによった、
『小夜、私、太刀でしょ?』
小「?うん……」
小夜の身長に合わせて屈むと、目線が合う、
『短刀の子達より機動だって遅い、けどね、そんなこと、気にせずに、皆平等に、楽しく遊んでるの、楽しくない子なんていない、けど、さっき秋田が言ってたよ、小夜さんも一緒に遊びたかったな……って』
小「!!、本当ですか?」
『うん、私も、小夜が一緒ならもっと楽しいと思うんだ
どうかな?一緒に遊ばない?』
小「…………………………………………うん……………………」
宗「お小夜、行ってらっしゃい」
江「楽しんでくるのですよ」
小「はい、宗三兄様、江雪兄様」
小夜は付けていたエプロン?を脱ぎ捨て、乱と共に外に出ていった。
信「Aさんみ〜〜〜っけ」
『!?し、信濃……いつの間に……………………』
信「二人に気を取られすぎだよ〜はいタッチ」
『わぁ……やっちゃった……』
信「よ〜し、まだまだ捕まえるぞ〜!」
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雪鰆 - めっちゃ面白いです!やっぱり鶴さんかっこいい〜 (2018年9月23日 14時) (レス) id: 835c76ad1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Dream | 作成日時:2018年5月26日 21時