丗肆 ページ27
波「Aっ!!」
『ぅぐ………』
背中に乗り、力なく俺の服の裾を掴むA、
『だめ………主、様、辞めて……』
波「取り敢えず手入れ部屋へ!」
_______
厚「なぁ鶴丸!波瀬さん!どういう事なんだよ!前行ったときも、障子にこびり付いた血を見た瞬間、A姐、あんなになってたじゃん!」
薬「俺っちも、A姐の事、助けたいんだ」
太「鶴さん、……ここまできたら、話してもいいんじゃないか?」
燭「うん、僕もそう思う、皆、Aちゃんのこと心配してるし……」
長谷部「伊達の全員は知っているのに、何故俺たちには言わなかったんだ……!」
宗「まぁまぁ」
鶴「なあ波瀬、いいか?」
波「お前が決めろ、一番近くであの子を見ていてくれたのはお前だろう?」
鶴「………………………………………嗚呼」
____________
ふわふわしてた、足元だけじゃなくて、身体が、
でも、ふわふわだけじゃくて、偶にズキッで身体の一部に痛みが走ったの、
誰かに、斬りつけられるような鋭い痛み、
、…あれ、なんで……涙なんか………
手を伸ばした、伸ばしたつもりなんてないのに、
〈鶴、…………………………助けて〉
どうしようなく、あなたに会いたいのは、
なんでなの?
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雪鰆 - めっちゃ面白いです!やっぱり鶴さんかっこいい〜 (2018年9月23日 14時) (レス) id: 835c76ad1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Dream | 作成日時:2018年5月26日 21時