廿陸 ページ19
廊下を歩く、処々の部屋に掛け軸のようなものがあり、其処に居る刀剣の刀派、いた元の主の名前で、部屋割りされていた、
だが、何一つとして、一言だって、声が聞こえてこない、
だから、一つ一つの足音を立てずに進まなければならない、
其処で、一つだけ気になる部屋がある、
【太刀部屋】
他の部屋は【粟田口派】【長船派】などなのに、ここは刀種だ、
それに、この中からは一振の刀剣の神気しか感じられない、
『ねぇ、さっきの【太刀部屋】、覗いてみない？中からは一振の神気しか感じられなかったし、それだけならなんとかなる、どうかな？』
なるべく見つかりにくい場所の屋根の上、会議をする、
波「俺はんたーい、だってそれ、罠かもだよ？分かりきってて侵入者を捕まえる為の」
厚「まぁ、たしかにな……」
三「………俺も、波瀬水城と同意だ」
『……………………っ』
(あの神気は、私の大好きな、あの【鶴丸国永】の神気のようだった………だから私は………)
鶴「俺はいいと思うぜ？」
『……………………え………』
三「本気か鶴丸」
鶴「嗚呼、例えみつかったとしても、全速力で逃げりゃいいじゃねーか、てか、人間じゃねぇからそんなに警戒されないと思うんだよな〜」
_____
波「まぁ………な、」
厚「鶴丸の言うとおりだな！突撃だぜー！」
三「はっはっはっ、よきかなよきかな」
よい部隊です、
流行る心臓を落ち着かせ、襖に手をかける、と、中から手がにゅっと出てきて、私の腕を引っ張った。
※ホラーじゃないですよ！！
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雪鰆 - めっちゃ面白いです！やっぱり鶴さんかっこいい〜 (2018年9月23日 14時) (
レス) id: 835c76ad1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｄream | 作成日時：2018年5月26日 21時
