拾捌 ページ11
※捏造入ります。
目を開けると、其処には転移先の時代の風景、
『あれ…………?』
ここ、何処かで………
『ねぇ鶴、此処……主様たちと来たことあったっけ?』
鶴「は?いや、ねぇけど……」
『そ…っか……』
鶴「どーかしたか?」
『ううん、何でもないの、ただ、なんだか見覚えがある気がするなー、ってだけだから』
鶴「………………………………………そうか」
________
和「転移先が悪かったな……やられた……」
其処には大量に転がる人の亡骸、
Aは目を閉じた男の前に片膝を立てて座り、手を合わせた、
やがて立ち上がろうとしようとしたとき、足をガッと掴まれ、引き寄せられた、
『!!??』
掴んだ主を見る、と、其処には、
『鶴丸国永………』
【堕ちた】鶴丸国永が此方を、真っ直ぐに見つめていた、
黒い気を纏い、後ろには大量の時間遡行軍、
鶴「こりゃ驚いたぜ……まさか自分の闇堕ちした姿をこの目で見れるとは……」
堕ちた鶴丸国永は、Aをじっと見つめ続け、やがて腰に手を回し、引き寄せる、
途端、
『……………………っ!?』
唇に噛み付いた、
鶴「は……………………………」
他の全員は、呆けた顔をしている、空いた口が塞がらないようだ、
『っぁ…………………』
黒い鶴丸国永とAを透明な糸が結んだ、
鶴「っ………やっぱり、俺は俺だな、堕ちたとしても、Aへの気持ちは抑えられねぇ…ってか……
だがなぁ、例え俺の顔してたとしても、目の前で嫁が強引に口づけられてんの見たら、腹立たねぇわけ無いだろうが!」
堕ちた鶴丸国永は、ぐったりとしたAを抱きしめながら鶴丸国永を睨んだ、
其の瞬間、後ろに控えていた時間遡行軍が真っ向から押し寄せてきた、
急な事に驚いた六振りは、反応が遅れてしまった、
___
暫く戦闘を続けても、減らない遡行軍、
薬「んだよ、コイツら………!」
堀「斬っても斬ってもきりがない!!」
陸「和泉守!なんか策はありゃせんのか!?」
和「今考えてるっつの!」
蜻「和泉守殿!きっとこれは、何か本体を倒さなければ永遠に増え続ける類なのではないだろうか!?」
鶴「嗚呼…そうだろうな……そしてそれはきっと、さっきの俺だ
皆!突破口を開いてくれ!俺が彼奴を倒してくる!」
「「「「「おう!/ああ!/はい!/承知した!」」」」」
一点に斬り続け、
突破口が開いた、其の瞬間、
鶴丸国永はAを抱きしめる鶴丸国永の目の前にまで迫っていた。
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雪鰆 - めっちゃ面白いです!やっぱり鶴さんかっこいい〜 (2018年9月23日 14時) (レス) id: 835c76ad1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Dream | 作成日時:2018年5月26日 21時