86日目(ネタバレあり) ページ43
A視線
あの時のユミルを今でも覚えている
大人の勝手な行動、発言でユミルが苦しんだ
…だが、その苦しみは大人達も、私も感じた
〜A、ユミル幼少期
ユミルを庇うように私は立った
そこからは両親の姿も見えた
2人とも泣いていて、こちらを睨んでいた
幼ユミル「!」
『…ユミル、大丈夫だよ。私が守ってあげる』
腕の自由を奪われ、歩いた
何度も医師を投げつけられた
とても、痛かった
そして連れてこられた場所は高い塀の上だった
下には何もなく、その先も何もない、砂地だけが続いていた
幼ユミル「っ…」
『…』
私たちは1人ずつ謎の注射を打たれた
?「っ!いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
声の主を私は知っている。私のお母さんだ。
母「A!助けなさい!!!聞いてんのかよグズ!!!!!」
『…』
今更ながら私は親に虐待を受けていた
こんな時なのに、お母さんが死ぬ瞬間を見れて喜びの感情があった
母「いや!いや!いや!うっ!…ぎゃあああああああああああああああぁぁぁ!!!!!」
幼「!…怖いよ…」
『…』
お母さんは注射を打たれ、塀の上から突き落とされた
次の瞬間目が開けられないほど明るい光が現れ、消えたと思えば
幼ユミル「!あれは、」
『…巨人だ』
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作者名:YUMEMI | 作成日時:2017年12月29日 1時