巨人の血を継ぐ少女 2

78日目 ページ35

A視線



さて次の日

今日は立体機動装置を付けて実際に飛ぶ訓練をする



私とレベッカ(ローゼ)は調査兵団、駐屯兵団の頭部隊長だから立体機動装置の腕前はある。


まして私は壁外調査経験済みだ


『(たとえ立体機動装置の装着が出来ても、起動するのはまた違う。

イザベラがそうだったしな)』


〜過去
イザ｢なんでバランスとれんのに飛べないんだよ！｣

『しるか』

イザ｢Aはすげーな！何でもできるじゃねーか！｣

『当たり前だ』←

〜過去終了


『(今考えると、私は何でもできるニンゲンじゃない。イザベル、ファーランを守れなかった)』

？｢なああんた、ちょっといいかい｣


声をかけてきたのは金髪の女


『(身長低いな)』

？｢…いま失礼なこと思っただろ｣

『いや。用はなんだ』

？｢ここじゃなんだし、ついてきな｣

『ああ』




私と金髪の女は教官の隙を見て遠くに来た




私はこの女を知っている






"女型の巨人"、アニ・レオンハートだ

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