一月で惚れさせてください【鬼滅の刃】

第肆日目 夜 【竈門禰豆子】 ページ18

竈門禰豆子




『ふー』



いつもの通りの位置につきお茶を飲む



あれ？やってることおばあちゃんみたいだな。



いっか、おばあちゃんなんか可愛いし



今日も月が美しいねぇ〜



と思っていると



｢むー！！｣



『お？』



目の前から禰豆子ちゃんが抱きついてきた



ｸﾞﾌｫ…



｢ね、禰豆子！だめじゃないか！！すみませんAさん、｣



『おうおう、少なくとも炭治郎よりは可愛いもんさ』



禰豆子ちゃんに膝枕をしながら言う



｢…？なんのことですか！｣



炭治郎に禰豆子を今夜だけ預かって欲しいと言われ(飲み会で禰豆子に構ってあげられないから)



『おうおう、任せとけー』



｢本当は俺がAさんといたかったのに。｣ﾎﾞｿｯ



まぁそんな声は放っておく



飲み会かー。炭治郎たち未成年なのに。あ、じゅーすか。



私は飲み会でても料理作っちゃうからな。どんだけ作ってもなくなるから楽しくて楽しくておほほほほ




『よし、禰豆子ちゃん。遊ぼっか！』



｢むー！｣



蹴鞠をしたりして結構楽しい



『あ〜やっぱり癒しだね〜禰豆子ちゃぁぁん』



頭を撫でるととても嬉しそうだ



｢む？ふがっ！｣



『…ねー、禰豆子ちゃん。』



｢…？｣



首をｺﾃﾝと傾ける。くそ、かわいい。かわいいいい



『私、あと二十七日間で誰かと恋仲にならなきゃいけないんだよ〜』



｢むむー！。｣



私を選んで！とばかりにｷﾞｭｩｩと抱きつかれる



『そうだね〜。禰豆子ちゃんでもいいね〜』



でも、ぶっちゃけ、禰豆子ちゃん選んだら炭治郎ついてくるんだよね？



それはきつい！



『明日、悲鳴嶼さんに相談しよう。』



『…でも、本当に、どう、しようかな、』



ｳﾄｳﾄして眠くなる



『…ｽｰ』



｢むっ？むー！ふがっ！｣



Aちゃんが寝てしまって悲しい。



遊んで〜！！



そう思っていると聞きなれた足音がする



ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ…



｢Aさん〜。禰豆子を迎えに来ました〜…って、え？｣



無防備に寝ている



｢む〜…。｣



悲しそうにしてるってことは寝落ちしちゃったのか



｢と、とりあえず寝室に｣



え、でもいいのか？



大丈夫大丈夫。俺は長男



服から除く白い太ももや胸元にゴクリと唾を飲む



…ｼﾞﾄｯ



ｼﾞﾄｯとした目で禰豆子に見られた



｢な、何もしないよ！｣



＿＿＿＿『…あ、寝てた。』



いないところを見ると迎えに来たのか。



ごめん禰豆子ちゃん。

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