お化け屋敷【碧棺左馬刻】 ページ8
*月華姫様リクエストありがとうございます!!
またお待ちしております。
碧棺左馬刻
『左馬刻さーん!』
そう言って駆け寄ってくるのはA
『すみません!待ちましたか?』
「待ってねぇ。」
『ふふっ笑 そうですか!ありがとうございます!』
「なんで笑ってんだ」
『優しいなと思って〜』
「…るせ。」ワシャワシャ
『わっ、髪型崩れるじゃないですか!もー。』
新しくできた遊園地だったから全制覇しようと乗り回った
『面白かった〜。左馬刻さんゴーカート下手ですね笑』
「なんだあの無駄にぶつかる車は」
『左馬刻さんゴーカートの他のも下手でしたね!!遊園地なら勝てる自信ありますよ!』
ここぞとばかりに馬鹿にしてくるA
「…ほぉ?じゃあお前これ見てもそんな余裕な顔してられっか?」
『へ?』
目の前にあるのは
ギャーーーーー!!!ジャジャーン
『お、お化け屋敷。別にだ、大丈夫ですよ?』
「クックッ… そーかよ」ニヤッ
___『さ、左馬刻さ、うわぁぁぁぁ!!!』
「いや、お前。まだ入って三歩目だぞ」
こんなにビビるとは。しかもまだ何にも出てきてねぇし
「…怖ぇんか」
『…』コクコク
俺の背中から離れようとしない。掴んだ手からは震えが伝わってくる
「…安心しろや。俺様が一緒にいんだからよ」
『左馬刻、さん』
「いくぞ」
俺の背中に引っ付かせたまま進む
ガシャーーーン!!!!
『うわぁぁぁぁ!!!』
「…っくりしたわ」
お前の声に
『なんでそんなに余裕そうなんですか、こっちは心臓がもたないのに。』
半泣きで言われる
「…怖くねぇからな。」
自分の女が近くにいる方がよっぽど心臓に悪いわ。
ムギュッ
「は?…っおい、顔押し付けんな歩きずれぇだろうが」
『怖いんですもん!!!』
「…ったく。しょうがねぇな。」
私を背中からひっぺがすと腕をくませる左馬刻さん
「こうしたら良いだろうが。」
なんだかんだで優しい
『…左馬刻さん』
「あ?」
『もうちょっとだけギュッてしていいですか?』コソッ
「…勝手にしろや」
そう言っている耳が赤いのは内緒にしておきますね
ガシャーーーン!!!
『うわぁぁ!!!』
___『し、死ぬかと思った』
「また来るか。」ニヤッ
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燐(プロフ) - くるみさん» ありがとうございます泣 ここまで来れたのも皆様のおかげです!お楽しみに! (2019年6月30日 22時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - 完結おめでとうございます!次も楽しみです! (2019年6月29日 20時) (レス) id: 1520c09c44 (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - くるみさん» 癒しになれて良かったです!!笑 ついつい見ちゃいますよね。分かります。テスト頑張ってください!応援しています!! (2019年6月24日 23時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - ありがとうございます癒されましたテスト数日前にもかかわらず見てます(笑)これからも頑張ってください! (2019年6月24日 22時) (レス) id: 1520c09c44 (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - くるみさん» お疲れ様です!更新が安定しなくてすみません!ありがとうございます!泣 (2019年6月22日 8時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:燐 | 作成日時:2019年5月19日 18時