検索窓
今日:11 hit、昨日:29 hit、合計:146,166 hit

ページ49

『ん、』



手首に鈍い痛みがある。絞られてる。



一「お?起きたか!」



『…っここは?』



流石にやばいと身の危険を感じる



一「ここはって。俺の部屋だぜ?」



二「凄いよなぁ兄ちゃん。」



三「何枚あるんですかね」



部屋を見渡すと壁一面に私の写真



『なん、ですか?これ』



一「ん?何って全部お前の写真だけど?」



一「俺たちお前のこと愛してるからさ?写真を撮ったり」



二「頻繁に連絡したり」



三「夜道は危ないからついて行ったり」



至極当たり前のように言う



『おかしいよ…!?』



そう言うとさっきまで優しかった二郎くんの顔が急に険しくなった



二「なんで…?ただ俺は変な男に絡まれないように連絡取ってただけだし守ってあげるため。全部Aのため。どうして?なんでそんなこと言うんだよ。」



三「…まぁこういう時が来ると思って睡眠薬を入手していて良かったです」



黒い笑顔で三郎くんは言う



『いやだよ、こんな。優しいみんなに戻って…!』



ここから、出してよ



なんでそんなこと言うんだろう。ここにいればずっと愛され続けられるんだからAだって幸せなはずだ。



一「…ん?俺たちは最初となーーんも変わってないぞ?」



『やだ!!出して!!ここから…』



一「…ハァ うるさい口だな」



一郎くんにキスされる



『ん。ふ』



『は、なして!』



ドンッと突き飛ばす



一「っいってぇ。」



二「兄ちゃん突き飛ばすなんて」



三「…つまり僕達のものにはならないと?」



『ならないっ…』



涙で目を潤ませながら言うAは可愛い。



こんな顔他の人間に見せてると思うと嫉妬するな。



『…っ』



涙が止まらない



三「泣かないでください?ね?」



僕らは心配してるだけ、あなたを愛してるだけ。なにもおかしくはないでしょう?



それからもずっと僕達を拒み続けるAさん



いち兄が痺れを切らしたように言う



一「…あー。分かった。分かったよ!!」



一「お前を永遠に俺たちのものにする方法。」



このナイフをちょっと突き立てるだけ。簡単だろ?



二「いい考えだね!兄ちゃん。」



三「平和的に解決するにはそれしかないですね。」



『おね、がいやめて?』



怖い。



だからさぁ



「これで一緒にいれるな!」ニカッ



「これで心配する必要もなくなる。」



「あーあ。手間が省けた」ニコリ







「「「一生離さないからね」」」

続編へのお話→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (71 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
260人がお気に入り
設定タグ:ヒプマイ , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 月華姫さん» はい! (2019年3月25日 19時) (レス) id: 6c48c3ca2f (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - 燐様も、お疲れ様でしたm(__)m明日も新たな1日お互い頑張りましょう(^^)vではまたっ♪ (2019年3月25日 18時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 月華姫さん» 今日もお疲れ様でした! (2019年3月25日 18時) (レス) id: 6c48c3ca2f (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - リク受付ありがとうございます燐様(*≧∀≦*)はい!次回楽しみにしています(`・ω・´)bではまたっ♪ (2019年3月25日 17時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 月華姫さん» お楽しみいただけたようで何よりです!作者も語彙力を捻り出して頑張りました!笑 新リクありがとうございます!お話がもう少しでいっぱいになってしまうので次回に持ち越させて頂きます! (2019年3月25日 17時) (レス) id: 6c48c3ca2f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2019年2月27日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。