ヒプマイ短編集2

ばばぬき！！【M.T.C】 ページ30

M.T.C





『ん？何してるんですか〜？理鶯さん』



理｢Aか。夕食の準備をしようと思ってな｣



『え、ちょちょ！！待ってください！！』



理｢む？今日の食材は…｣



『だから、待ってください！！！ば、ばばぬきしましょう』



ｶﾞﾁｬ



左｢あ？…んでだよ｣



銃｢また馬鹿なことを言うんじゃないだろうな？｣



今部屋に入ってきた左馬刻さんと銃兎さんに向かって私は告げる



『夕食をかけてです。』



｢｢よし、やるか。｣｣



二人とも察しが良くて助かりました。



『負けた人がご飯作りです！！』



理｢む。ばばぬきか。｣



銃｢…じゃあ私から (確率は4分の1大丈夫だ。)｣



左｢…おう (だけどよ。これ結構やべぇんじゃねぇか？)｣



『だ、誰が負けますかね！(どっちか負けてください)』



理｢〜♪(今日の夕飯は何にしようか)｣



そしてゲームは進み、銃兎さんと私があがり



残るは左馬刻さんと理鶯さんだけになった



さっきから理鶯さんは左馬刻さんの持っている二枚のカードを凝視している。



左 理 ｢｢….｣｣



ゲームをじっと見ていると銃兎さんが私に面白おかしく告げてくる



銃｢…左馬刻、ポーカーフェイスですけど冷や汗垂れてますね｣ﾎﾞｿｯ



左｢早く引け、理鶯。｣



ｸｯｸｯ…と笑いを押し殺している銃兎さん



理｢すまない。こっちにしよう。｣



『笑い事じゃないですよ！！もしかしなくても今日ネズミカレーになっちゃいますよ！！』ﾎﾞｿﾎﾞｿ



理鶯さんのカレーは美味しい。美味しいのだが。うん。



そんなやり取りをしている間に勝敗は呆気なくついた



左｢…ﾌｩｰ｣



そう言う左馬刻さんの額には汗が。



理｢む。小官の勝ちか。｣



(よくやった左馬刻！！！さん！！！)



『ざ、残念ですね！』



銃｢カレーはまたの機会に！｣



ようやく勝負が着いたという時に



ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ…ｶﾞﾁｬ！



？｢あ！理鶯さん！｣



理｢おぉ。帝統か｣



帝｢また、カレー喰いに来ましたよ！｣



理｢小官は勝負に勝ったからな。これから森に戻って料理をしてくる｣



銃｢は、はぁ。｣



左馬刻、銃兎お腹は空かせないようにな。と言い残し二人は去って行った。



左｢…っぶねぇ。何食うお前ら｣



『いや、なんかもう緊張で胸がいっぱいです。』




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