昔は可愛い甥達だったのに今じゃクソ生意気に育ちやがりました【ブルーロック】

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ちな、テレビで冴が『生まれる国を間違えた』とか抜かしたこと言っていた時、あの温厚なお義姉さんを泣かせた為電話越しで叱ったけど。


サッカーが大好きなのは昔から知ってるけど、それは言っちゃダメだろうこのバカ甥。



とまあ厄介な甥達の話はここまでにして、現在私は27歳。彼氏なしのもうすぐアラサーの社会人となっていた。
アッ、自分で言って悲しくなってきた。


だって…私が冴の叔母と分かるといなや冴目的奴らばっかで、ろくな奴がいなかった。


きっと叔母の私を通して有名サッカー選手の冴と仲良くなりたいという魂胆が見え透いていたが、そもそも冴はそういった奴らはノーセンキューな奴なので無意味なことである。


おとといきやがれ。



だけど最近、日本に観光に来て道に迷っていた外国人で同い年の超絶イケメンと良い感じである…と、思いたい。

道を教えたあと物凄いグイグイ来て、連絡先を交換させられて今でもSNSでやり取りをしている。外人ってすげぇや。


だけど言うて長い下まつげしか特徴のない平たい顔族である私なんかがあんなイケメンと釣り合うわけねーしな、アハハと遠い目をした。



そんな私だが、今働いてる職場は日本フットボール連合だ。



元々は某大企業の会社に就職(くんりん)していたが、冴に「日本サッカーはダメだ(意訳)」などと言われた為アイツが日本でサッカーしたくなる、とまでは言わないけど冴に日本サッカーを見返してやれるようにと思い切って転職し、見事受かったがこの日本フットボール連合、中々に腐った場所だった。




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