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[08].父親母親 ページ8

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あれから、五条さんが俺達姉弟の後見人となった。
その代わり、将来俺が呪術師として働く条件付きで。
それにより、五条さんは高いものを買え与えたりしてくる。正直金銭感覚が狂いそうだ。
そして今日は五条さんは来ないし、津美紀も友達にの家に遊びに行っているため今はお姉さんの家に来ていた。



『そっか、五条君が二人の後見人に…でもどういう関係なの?』


「えっと…俺の父親の実家と五条さんが繋がりがあるらしくて…それで」


『そうなんだ。甚爾さんの実家かぁ……』


「…」



お姉さんと父親の関係性だが、どうやら母親同士が知り合いだったらしくその時に父親と数回会ったことがあるらしい。
俺の母親ってどんな人だったのだろうか。



「…あの、お姉さん」


『ん? なにかな?』


「俺の…お母さんって、どんな人でしたか?」


『恵君のお母さんかぁ…』



お姉さんは俺を見るやいなや懐かしい人を見るような顔をした。



『恵君に似て、髪の毛が跳ねてて、優しくて温かい…笑顔が素敵な人だったよ』



生憎写真は持ち合わせてないんだ、と言われたがそれだけで十分だった。
少しでも母親の事が聞けただけでも良かった。



『でも恵君って顔はお父さん似なんだよねー』


「それ五条さんにも言われた。 初対面の時…凄い嫌そうな顔されましたし…」


『あはは…』




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ドルチェ - 恵くんかわええ…!尊いが渋滞してる…面白かったです!続き待っています! (2021年4月18日 10時) (レス) id: c0f67cbf6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雄里 | 作成日時:2021年3月27日 1時

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