近所のお姉さん【呪術廻戦】 (ページ3)

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[03].破顔一笑ページ3

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あの日以来、お姉さんとは頻繁に会っていた。
それからすぐに出来た姉津美紀もすぐにお姉さんに懐き、姉弟してお姉さんの家に行き来している。
今は学校の登校中。いつも通り津美紀と共に学校に向かっていく。

「にしてもお姉ちゃんと恵の年齢の差は13かぁ…」

「急に何言ってんだお前」

「いやー…恵がお姉ちゃんと結婚したら本当のお姉ちゃんになるなーって」

「けっ」

「あれ、恵ってお姉ちゃんの事好きじゃなかったっけ？？」

「…そんなんじゃ、ない」

またまたぁ～、とか言ってからかってくる津美紀の手を躱しながら歩いていく。
コイツのウザ絡みマジでめんどくさい。
……お姉さんの事は好きだけど、そういう好きじゃない。
最近の津美紀はやたらと恋愛にこじつけてくる。

『＿＿あ、恵君、津美紀ちゃん！おはよう』

「！お姉ちゃん、おはよう！」

「お、おはよう…ございます」

振り向くと、いつも通りの優しい笑みを浮かべながら俺達に挨拶をしてきた。
やっぱり、お姉さんの笑顔は青空と似合うなとか思っていた。

『今日はいい天気だねー。もし良かったら放課後一緒に遊びに行かない？』

「いいの！？」

『うん。今日は五時間目で終わるし、多分二人の下校時間と合うと思うよ』

「私行きたい！」

『恵君は？』

「おっ、俺も行きたい…です！」

『じゃ、決まりだね！』

お姉さんは顔を綻ばせ、ニコリと俺達に向けて笑う。
折角なので、学校まで一緒に登校しようという津美紀の偶にはいい案にのり、お姉さんと一緒に学校に向かった。

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