黒ずくめの男子に追いかけられている件【呪術廻戦】

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『───まあ茶番は置いといて』



「え、茶番？？」



『今の警察官の従兄弟がノリでしてくれた時のやつ録音しただけだから』



「でも警察官は本当なんだ」



『はい』





まあ警察官じゃなくて実際は刑事だけど。
かなり職場でドジってるとたまに電話越しで愚痴を聞かされる。




最近はロンさんという人と行動していると聞く。
それはさておき。





『まずは自己紹介しません？』



「それもそうだね。 私は呪術高専所属の二年 夏油 傑だ」



「同じく五条悟」



『えっと、私はここからすぐ近くの学校に通ってる二年の神門 Aです』



「同い年ならタメでもいいよ」



『どうも……ところで呪術高専とは？？』





私が二人にそう問いかけると簡単に説明してくれた。
都立呪術高等専門学校とは、呪霊を祓う呪術師を育てる？ 学校らしく、私に声をかけたのは呪霊が見える、尚且つ強力な術式を持っているから高専にスカウトする為だったとか。




『ふーん』



「めっちゃ興味なさそうだな」



『いや、だってそれ最早ジャンプ漫画じゃん。どこのダークファンタジーの世界だって話』



「まあある意味ダークファンタジーかもね」



『勘弁してくれ』





私はこんな所で死ぬ訳にはいかない！！
今世こそ幸せな大人の生活を送り、老後はひっそりと死ぬって決めてるんだァ！




「でもま、拒否っても強制だけどね」



『え』




その学校拒否権は無いんですか？？？





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