第七話 〔残念美人〕 ページ8
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『って言う茶番は置いといて…そこに居る人達、お話しましょっ♡』
「「!!」」
やっぱり気付かれてたんだ…。
てかさっきの茶番だったんだ。
『いやあお見苦しいところ見せてしまって申し訳ないですね。
私、マフィア幹部の一人を務めてます、三島Aと云います。
趣味は自 殺と暗殺と酒比べと螺旋丸の修行。
将来の夢はマフィアを抜けることと一人のクソ女を殺すことです。 どうぞよろしく』
「「(いやツッコミどころ満載なんだが)」」
『あ、趣味は酒比べ以外全部嘘です』
「「嘘かよ」」
なんなんだこの人……謎い()
美人なのに勿体ないな…これが世間で云う残念美人って奴なのか()
敦「あ、僕は中島敦です。 それと眼鏡を掛けている人は国木田独歩さん、橙色の髪をしているのが谷崎潤一郎さん、その妹の谷崎ナオミさん、お下げの子は泉鏡花ちゃんです」
国「おい敦!」
『太宰の職場の皆さんよろしくねー』
知り合いの同僚に危害は加えません、と宣言するAさん。
太宰さんの知り合いだし…多分大丈夫だろう。
太「Aは私がマフィアに入る以前から自 殺の手伝いをしてくれているのだよ」
敦「何ですかその手伝い。 莫迦なんですか?」
『君ちょっと辛辣過ぎない?』
過ぎてません。
ナ「まあ! Aさんはマフィアに入る以前からのお知り合いなんですか?」
『まあ所謂幼なじみって奴で、自 殺の楽しさを教わりましたのよ〜』
国「社会不適合者がまた増えた……」
『と云ってもそこの奴とは違ってそんなに殺らないンだけどね』
谷「……;」
簡潔に云うと太宰さん女性ver.みたいなものか。
『あ! そうそう、私先週まで出張で伊太利亜に居たんで現状把握出来てないんだよねえ』
マフィアって海外に出張とかするんだ←
そして僕達は簡単に今までの事を話した。
『うわあそんな事あったんだ。 まあそこの可愛い子がマフィアみたいな暗い闇じゃなくて明るい光が照らされる世界に出れて良かった』
鏡花ちゃんの事…そんな風に思ったんだ。
この人はマフィアと云ったけど、少し違うのだろうか。
『金はあるから…さっさと彼奴始末してマフィア抜けよっかな』
敦「…今物騒な事聞こえたンですけど…あ、彼奴って?」
僕がそう云うと三島さんはニッコリと彼奴「松本小雪」さんに付いて話す。
大変なんだなと云うことは判った。
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青鯖ぷりん - 続き楽しみで授業中しか寝れません!がんばってください!!!!!! (2023年5月1日 17時) (レス) id: d93a93a5a8 (このIDを非表示/違反報告)
フレタスートめんどくさい - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます! (2022年8月11日 19時) (レス) @page12 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
流貴(プロフ) - いえ。最高でした(真顔)暇だったら悪女野郎と夢主ちゃんの猫耳とかいつもより甘える的なのおねしゃす!!!!!!!!! (2020年5月15日 0時) (レス) id: 5a6e7f5402 (このIDを非表示/違反報告)
遊馬雄里(プロフ) - 流貴さん» こちらこそリクありがとうございました! 私、リクエストされて書くの初めてだったので変なところあったかもしれません;; (2020年5月15日 0時) (レス) id: fd01452b84 (このIDを非表示/違反報告)
流貴(プロフ) - え待ってリクやって下さりありがとうございます!!!!(泣) (2020年5月15日 0時) (レス) id: 5a6e7f5402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雄里 | 作成日時:2019年10月21日 2時