最前線を駆け抜けろ【約ネバ】

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レイの話を終え、小さい子達と遊んでいると、ノーマンに声を掛けられた。

どうしたのだろうか。

腕を引っ張られハウスの裏側に行く。

ねえ、君こんなに力あったけ？ 腕痛いよ？



ノー「…ねえレイとどんなことを話してたの？」


『…？ レイと何を話していたか？』


ノー「うん」


何故そんな事を聞いてきたのだろう。

まぁ隠す必要は無いし、いいか。



『普通に雑談してただけだよ』


ノー「内容は？」


『？…朝、君にあんな事をされて恥ずかしくないのかーっとか。
それから私達話さなかったけど』


ノー「ふーん…そっか。セイはあんな事にされて恥ずかしかった？」


『全然？』


ノー「……………そっか」



最近のノーマンはやたらと私がレイと何をしていたか聞きにくる。

自意識過剰では無いが多分ノーマンはレイに嫉妬でもしているんだろうな、と思っていた。

=私が好き、と言う方程式が成り立つ。

と言っても恋愛などをしている暇は余りないのだけれど。


ノー「そろそろ皆の所に戻ろう」


『そうだね』

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