3話 ページ4
七海春歌side
憧れの先輩が目の前にいらっしゃいます！
A先輩……
ほんとに、、、
かっこいいぃぃ〜
あんな方に慣れたらいいのに…
優しくて、後輩思いの
素晴らしい先輩
あんな風に慣れたなら
そして、A先輩の隣に居てもおかしくない作曲家になりたい……
早く、あの方の曲を書きたい…
【…社長…】
「駄目ですよぉ！Ms七海〜
貴方は彼女の作曲家ではありませーん
貴方はST☆RISHと言うなの宝石の原石がいます
その宝石達を見知らぬ振りをして置いていくのですかぁ〜？」
【……】
「貴方の夢はなんですか？」
【…音楽を世界に伝えることです】
「それだけですか？」
【……彼女のようになることです
そして、彼女の音楽を作ることです】
「そうですか…曲を作るのは貴方の勝手です
ですが、彼女を巻き込まないでください」
【え……】
「彼女のようになる…
それは、ハッキリ言って無理です
Aさんは2人要りません
そして、Aには絶対に慣れません」
【……】
「早く、諦めなさい」
【……はい】
憧れの人ぐらい
居てもいいじゃないですか
好きな先輩が、いてもいいじゃないですか…
夢がぶち壊される瞬間とは
このこと、なのでしょうね…
『ん？あなたどうかしたの？』
【え…Aさん！】
『何故暗い顔をしていたの？
私に貴方の心の奥の思いを聞かせて欲しいな』
【…Aさんなら…
もし、夢をぶち壊されそうになったらどうしますか…】
『まぁ、そんなこと？
《誰かから言われた、された、
それだけで、夢を諦める？
それは、夢じゃない
夢は掴むもの
諦めるものじゃない
自分で決めた目標や夢があるのであれば
やり通す》
ただ、これだけよ』
ニコッと微笑むA先輩
やばい
かっこいい〜
…夢は掴むもの
絶対に夢を叶えるつもりで毎日頑張ります！
【助言、ありがとうございました！】
『いえいえ〜………
(昔の私に似ている
壊れなければいいのだけど……)』
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作者名：( ･ᴗ･ )⚐⚑ | 作成日時：2019年5月31日 20時
