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プロローグ ページ1
一般企業に務めて出勤して、残業して帰る
よくある人々の日常を淡々とこなす毎日
なんの変化もない。
つまらない…なにか刺激が欲しいのにそれが見つからない、それももう諦めてきてるけどね？
だってそろそろ20後半になるんだよ？？
夢見てる歳でもないでしょ
そんな中、同じ会社の人達の話が聞こえてきた
なんか｢歌い手｣とか言ってたな
聞いたことがない単語に眠りかけた好奇心が蘇ってきた
そんな些細な好奇心から物語は始まるのだ
ほら、小さい頃の日記を見てみたらなにか
物語が始まるとかあるでしょ？
そんな感じ
家に帰って歌い手について調べたら最初に出てきたのは
｢まふまふ｣と言う人、よく分からないけど
聞いてみたらとっても可愛い声をしていた
｢…凄い｣
一言で言えば凄い、こんな曲を作るなんて
人を惹き付ける音楽を作るのは素晴らしい人だけ
音楽の教師をしていた父の言葉を思い出す
きっと、この人は素晴らしい人なんだろうな
こうなってくると、私は好奇心から興奮へと変わる
興味から｢知りたい｣になるのだ
私は徹夜して曲を全て聞いた。
聞く度にドキドキしてワクワクする
これが、私とまふ君の始まりだった
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作者名：ゆるたぬ | 作成日時：2019年2月13日 2時
