【あんスタ】男装女子の本音【月永レオ】 (ページ6)

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【特別編】もっと可愛く…/貴方side ページ6

「ふっふ～ん♪」

懐かしき歌の旋律を鼻歌交じりに歌いながら廊下を歩いた。
なんの意味もなく、ただ通行人の邪魔をするようにステップを踏みながら歩いていけば、【ドンッ】と音を出して何かにぶつかった。まともに立てずによろめいては尻もちついた自分の目の前に誰かの手が差し伸べられていた。

「すみません…、お怪我はないですか？陽炎くん」

その声にビクッと体が反応した。
『逃げろ』
そう、勘が脳内を直接語りかけ体に危険信号を指令した。こうゆう事を【嫌な予感】そう言うのだろう

「あ、いえ…大丈夫ですよ！安心してくださいっ、1個も怪我とかしてないんで」

ただ分かるのは、相手と目を合わせるな、それだけだ。すぐに謝っては逃げる準備をするため左足を後ろに下げる
左回りに回転出来るように左足を軸に体重をかけて体を低くしては右足を出そうとしたその瞬間、自分の右手首をぎっしりと掴むだれかの手があった。あ、これはまずいそう思えば冷や汗は穴という穴、と言うより、頭皮から流れ落ちていく。

「謝る時は人の目を見て謝りなさいと言っているでしょう？陽炎くん」

「あっはは！……すみません＿＿＿椚せんせ、い」

絶☆体☆絶☆命☆

ゆっくりと首を後ろに振り向かせれば眼鏡が太陽の光によってキラリと輝いた
先生の顔は【激おこプンプン丸】だ。眉間に皺寄せて、これ程にもない鋭い目付きでこちらを見ていた。
陽炎！？どうする？

▷ ・逃げる
・話す
・誰かを召喚

・逃げる
・話す
▶・誰かを召喚

[陽炎は【誰かを召喚】を選んだ！]

[しかし誰もいなかった…]

椚「あぁ、ちょうど良かった貴方に頼みたいことがあるんですけど…」

[あきやんは必殺技絶対無効化不可【お願い】を唱えた]

▶・逃げる
・話す
・誰かを召喚

椚「私の話を聞かずに逃げようとはいい度胸ですね」

[あきやんは逃がさまいと手首を掴んでいる！]

[しかし逃げられなかった…]

椚「私の話を聞くか、4時間の説教どちらが良いか？」

[あきやんが選択肢を作った！]

▶・先生の話
・4時間の説教

[自分はすぐさま【先生の話】を選んだ]

[効果はバツグンだった]

「ど、ど、ど、どどどうしました？」

椚「いや、貴方がどうしました？
…はぁ、全く、ほんの些細なことなので重要ってほどではないですよ。
ただ…、次のイベントショコラフェスに限定fineを再結成してくれませんか？」

それは突然
苦いショコラは甘い香りを漂わす危険な香り