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近藤side

昔からAは自分を語らない

謎の多い女の子だった

表情もいつも真顔

それでもだんだん一緒に過ごすうちに

甘いものを食べると目がいつもと違っ

てきらきらさせたり動物を触れ合うの

が好きだったりすることがわかった

でも

未だに辛いことや苦しいことがあるの

かないのかわからん

絶対誰にも弱いところを見せない

そんなAが昨日涙を流した痕をつ

けて帰ってきた

俺は

Aが苦しんでいることに築けてい

なかったのか

『局長、Aです』

近藤「あ、あぁ入っていいぞ」

『失礼します』

部屋に入ってきたAはいつもと変

わらない様子だった

土方「まず、昨日万事屋に何しに行ってた」

『万事屋の旦那には…いつも相談にのってもらっています、それで』

万事屋にか

俺達には出来ないことなのか……

沖田「昨日、旦那から何があったかは本人に聞けって言われたんでぇ、」

『__私、ずっと3人に隠してた事があったの』

近藤「隠していた事?」

『暁月Aは偽名なの』

沖田「偽名?」

『私の本当の名は


伊東A』

土方「!伊東って」

『私は_伊東鴨太郎の妹です』

近藤「なっ!………」

驚きを隠せずにいた

伊東先生の、、

ということは

Aの兄貴を…

近藤「A__俺は、俺はてめぇの兄貴を」

『やめて』

近藤「……」

『みんなが、私が伊東鴨太郎の妹だと知れば敵討ちでも何でもしてくるでしょう、だから潔く私は真選組を辞める』

土方「…」

さすがのトシも何も言い返すことは出

来なかった

その空気を破ったのは総悟だった

沖田「だからなんでぇ、」

『!』

沖田「てめぇが伊東の妹だろうが関係ねぇだろ、てめぇは伊東Aであり暁月Aであり1番隊副隊長だ、敵討ちが怖いなんざ逃げてるだけでぇ、」

近藤「総悟…」

沖田「てめぇは、Aはどうおもってんだ、本当に真選組やめてぇと思ってんのか」




『私は ____

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作者名:三日月 x他2人 | 作成日時:2018年9月28日 20時

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