ハリーポッターと奇跡の子賢者の石 (ページ34)

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不貞腐れる夜ページ34

ピクニックぅー
今、私は最強に機嫌が悪い。
それはピクニックが中止になったことと、
大勢の見舞い客のせいで寝れなかったことだ。
婦人に合言葉を言い談話室に入ると、
ジョージは起きていたが、フレッドはソファーでスヤスヤと綺麗な寝顔で寝ていた。
貴)『ジョージ、まだ起きてたんだ。』
ジョージはトントンと隣の席を叩いて私を座らせた。
ジョージ)「当たり前だよ。心配だからね」
優しいな。ジョージは
そう言うとジョージは優しく私の頭を撫でてくれた。
つい気持ちよくなってしまって、寝てしまった。
ジョージside
寝ちゃった。
しかも、この僕にもたれかかって！
しばらくそのまま本を読んでると女子寮からアンジェリーナが降りてきた。
アン)「ジョージ、まだ寝てなかったの？
しかも、なんで隣にメシルが？」
そう言って引き離されてしまった。
ジョージ)「ベッドに連れてくから、アンジェリーナはもう寝ていいよ」
アンジェリーナは不安そうだったけど眠いからかすぐ女子寮に戻った。
さぁ、連れてきますか。
軽！これはもう少し食べさせないとな。
ジョージの中ではメシル太らせ計画が始まった。
女子寮に入りメシルをベッドの上に下ろした。
そして、僕もベッドの上に座った。
すると、メシルの目が薄く開いた。
貴)『んっ、ジョージ？どうしたの？』
おぉー、こんな暗く、寝ぼけているにもかかわらず僕達を見分けるとは。流石、僕達の姫だ。
ジョージ)「ソファーで寝ると風邪ひくからベッドに運んだんだよ」
いつも可愛いけど、寝ぼけてるといつもより何十倍にも可愛い。
ジョージ)「こんなに可愛い子、フレッドには勿体ないな」
メシルは、ん？、と言って小首を傾げた。
可愛い！
ジョージ)「姫はさフレッドと僕の事が好き？恋愛的に」
メシルはちょっと困ったように笑って言った。
貴)『まだ、分かんない』
ジョージ)「僕は好きだよ。恋愛的にメシルの事が」
メシルはちょっと顔を赤くしてふにゃりと笑い君は言った。
貴)『ありがとう。ｽｩｽｩ』
寝ちゃった。
メシルのほっぺにキスをして、談話室に戻った。
口にキスをするのはメシルがちゃんと振り向いてくれたらにしよう。
今、僕の顔は多分。いや、絶対酷いだろう。
フレッドよりも早く告白したけど多分負け戦だろう。
だって、メシルはフレッドの事しか目に映ってないんだもの。
やっぱりメシルは自分の手で振り向かせよう。
談話室に戻ると、まだ、相棒はスヤスヤと寝ていた。