稲実マネの日常

日常２２ ページ22

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なぜかスコアブックを片手に持ちながら角に立つ御幸

成宮「なんで一也スコアブックとか持ってんの」


　「なんかいつも持ってるらしいよ」


成宮「俺の友達だみたいな？」


　「かもしれない。実はボッチ？」


2人で御幸をバカにしていると時間がたつのも早いもので


　「おつかれ」


御幸「まじで散々だったわ」


成宮「熟女にモテる一也」


　「熟女というより70オーバー？」


見た目が好青年に見えるのかはたまたいい感じの雰囲気を醸しだしているからご高齢の方からの人気が高かった御幸


　「こんなクソ眼鏡のどこがいいのか」


成宮「ほんとだよ。ほんとに顔だけ」


御幸「お前らしっかり聞こえてんぞ」


　「聞こえるように言ってるの！」


御幸「顔だけとか言ってるけどお前らも人の事いえねぇからな」


成宮「え。一也俺の事かっこいいって？」


　「え、御幸私の事好きだって？」


御幸「お前らかなりポジティブだな。まぁ、成瀬に関しては病院行くこと進めるけど」


　「鳴ちゃん困っちゃうね〜。御幸がツンツンデレデレで」


御幸「きもいからツンデレって言えよ」


成宮「Aちゃん、御幸はやめて俺にしときなよ」


　「だって御幸ごめんね〜」


御幸「もうお前ら勝手にやっとけよ」


稲実あるあるのだる絡みに呆れる御幸


　「あっ、あのすいません。御幸選手と成宮選手と成瀬さんですか？」


呼ばれたので振り返ってみると女子の2人組がいる


　「あ、はい」


　「一緒に写真撮ってもらってもいですか…その3人で」


　「私は別にいいよ」


御幸「俺も」


成宮「ファンの子は大切にしなきゃいけないからね！」


素晴らしいファンサービス精神を生かしてしっかりと対応する御幸と成宮


　「ねぇ、あれ稲実の成宮くんじゃない！？」


　「御幸くんもいる！」


　「成瀬さんもいるって！生で見るとちょー美人！！」


　「顔面偏差値やばい」


東京ではなんだかんだ有名だったんだ私たち…


なんてことを思っているとどんどん人が集まってくる


しかも女子高生中心に！！！


　「ねぇ、初期の目的覚えてる？」


成宮「ナンパ対決でしょ？あ、握手？お安い御用！」


御幸「スタバどーすんの？写真？はい、チーズ」


　「各自で買うか。どっちかが彼氏ですかって？両方とも違います！！」



これからは絶対にこの3人では出かけないと3人とも思った日




結論：3人でいるのが1番モテる

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