稲実マネの日常

日常１９ ページ19

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ア「今日は甲子園でフィーバーを巻き起こした稲城実業高校に来ています！」


甲子園も終わりやっと落ち着いたと思ったと思ったのもつかの間




そう、取材フィーバーがやったきた。ここ稲城実業に。



ア「この夏鳴ちゃんフィーバーで圧倒的人気を誇ったエース成宮鳴選手」


成宮「こんにちは」


外面だけは非常にいい成宮は取材慣れしてるのか緊張もしていない様子


ア「稲実唯一の女子マネージャー、美人すぎるマネージャーとしてSNSを騒がせた成瀬さんです」


　「こんにちは」


なぜか鳴ちゃんフィーバーと共に成瀬さんフィーバーを起こした私


ア「今日はお2人で対談していただくという形になります」


Qお互いの第一印象は？

成宮「入学式にめっちゃ美人が歩いてるって思いましたね」

　「えぇ、そんなこと思ってたの！？」

成宮「最初はね！今じゃ肥えた豚みたいに…」

　「誰のせいでストレス太りしたと思ってんの」

成宮「太ったことは認めるんだ」

　「もう弁解のしようがないからね」

ア「仲がいいんですね〜！」

　「良くはないですけど、2年の付き合いになますから」

ア「成瀬さんは成宮くんの第一印象どうでしたか？」

　「あんまりよく覚えてないんですけど、頭校則違反じゃないの？って感じですかね」

成宮「かっこいい！とかもっとそういうことなかったの！？しかも地毛だから！」

　「かっこいい要素は０だったよね。染めてる野球部なんて見たことないわ」

ア「お互い外見に強烈な印象があったんですね」


Qお互いの尊敬するところは？

ア「成瀬さんからお願いします」

　「普段はこんなんですけど、マウンドに立ったら人一倍輝いてて、1年の夏負けた後大丈夫かなって思ったんですけどそこからほんとに努力してワガママでめんどくさいですけど成宮が投げたら負けないって思うし稲城実業のエースは彼しかいないなって思わせてくれるところです」

ア「だそうです、成宮選手！」


成宮の方を見てみれば完熟したトマトが帽子を被ったみたいになっている

　「なに照れてんの」

成宮「て、照れてなんかないから！」

　「へぇー、なら次成宮」

成宮「顔は極上なのに中身開けたら残念な成瀬だけど他の子と違って選手1人1人をちゃんと見てるし、なにも考えてないと思わせて人が悩んでる時に言葉をかけてくれたり持ち前の明るさでチームをどんな時でも盛り上げてくれるところかな！」

　「ディスってんの？」

成宮「いや、最大級の賛辞でしょ！」

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