最強シードは革命の風の双子の姉でした【究極の絆グリフォン】 (ページ30)

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片割れの風２０ページ30

森の中。私と天馬と信助と京介はユニフォームを着て、特訓に使える場所を探していた。ちなみに番号は16！今歩いている所は広場みたいな場所。

信「わぁ、見て！」
天「この森も特訓に使えそうだね」
剣「そうだな」

京介はそう言って先を行く。信助と天馬は顔を見合わせて微笑した。すると、信助があるものを見つけた。

信「あれ？」
天「これって・・・・・・」

木下にあったもの。それは、石で作られた像だ。信助は走り寄り、その像のマネをする。

信「ねぇ、これ見て！」
天「あははっ変なポーズ」
信「これってお地蔵様かな？剣城、A！見たことある？」

もちろんですとも。

剣「そいつは、この島を守る神様だと言われている」
天「神様・・・・・・」
「この島には古くからサッカーに似た球を蹴り合う競技が伝われていたんだって」

本当かどうかはわからないけど。

天「じゃぁ、この球はサッカーボールってことだな」

天馬は像の頭の上の球に手を置いた。

信「サッカーの神様って事かもね！」

天馬は優しく像を撫でた。

ビュンッ

すると、勢いよくサッカーボールが飛んできた。それにいち早く気づいた京介がトラップし、ボールを蹴り返した。

天「剣城！」
剣「誰だ！」

ボール受け止めたのは黒髪の少年。

？「へぇ、少しはやるじゃないか」
「！シュウ！(ボソッ」

姿を現したのはまぎれもなくシュウだ。

天「いきなり危ないじゃないか！」
神「どうしたんだ！」

騒ぎを聞きつけ、神童さん達がやってくる。

信「あっ！キャプテン！」
シ「実はさ、この島に来てから、ずっと見ていたんだ。君達がボロボロにされて負けちゃったのをね。その子と一緒に」

シュウはそう言って、私を見た。私は黙って彼を見る。

シ「許せないんだよな。あの程度でサッカープレイヤーぶってるのを」
神「あの程度だと⁉」
シ「ここは僕達エンシャントダークの森だ。A以外のよそ者は出て行ってもらう。

あばー。
シュウは踵を返し、歩き出した。

天「待って！」

その声にシュウは立ち止まった。