センラーなり、7 ページ9
「さかたん、ここの部屋借りるわ」
センラさんが少し微笑んでから入っていったのは、お兄ちゃんの録音部屋
ここなら…外に話し声は聞こえないと思ったんやろう
「…悪かったですね、二人きりにしてしまって」
『いえ……あの…嘘吐いてすみません』
「…僕たちが重荷になってしまってたんやね」
微かに聞こえたセンラさんの声が聞こえた
申し訳なさそうな、消えてしまいそうな声が
『そ、そんなことないです…!』
「…坂田に知られたくない辛いこと僕に話してくれませんか」
突然私に向けられた真っ直ぐな視線に射抜かれる感覚を覚えた
お兄ちゃんに知られたくない…辛いこと……
それはもちろん、浦島坂田船に関係することや
そして目の前に居る人は、その一員である
私が…これを話していいものなんやろうか
私は戸惑いを隠せれはいないだろう
それほど、困惑してしまっている
「僕は坂田にも言いません、誰にも言わへんから話してくれませんか」
優しい柔らかな声に心を捕らわれる
私はゆっくりと話を始めた
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蒼衣瑠璃(プロフ) - たまねぎさん» ありがとうございます…!浦島坂田船の4人それぞれの良さがあって…良いですよね……! (2018年3月4日 16時) (レス) id: 36bba8930e (このIDを非表示/違反報告)
たまねぎ - センラーか…私はこたぬき寄りのcrewです!!(どうでもいい)更新頑張ってください! (2018年3月4日 9時) (レス) id: 7ace257b23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼衣瑠璃 | 作成日時:2018年2月20日 23時