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センラーなり、5 ページ7

『うるっさいなぁ…どないしたん?』



「今日3人が来る日やった!」





3人…?………まさか…



『ふざけんなや!阿呆!』





ピーンポーン


どうやら玄関まで来てしまったようや


「ちょ、A出てや!」


…はぁ……嫌なんやけど、待たせちゃあかんしな





『どうぞ、入ってください…』


「え、ちょ、坂田!?この人誰!?」

「間違ってへんしな…」

「さかたーん?居るなら返事してや〜」



『…何か今用意しているようなので…入ってお待ちください…』


疲れたように呆れたように私は3人に言う


「じゃ、じゃあ…お邪魔します」



戸惑いながら3人は部屋に入っていった


はぁ…出掛ける準備せんと






「お、皆来たんやな!」



「来たんやな、じゃないだろ!説明しろ!」

「しかも忘れとったみたいやし」

「両方説明させられるパターンやろ」



「えーと…Aのこと?自己紹介してへんの?」


『出来る状態やないやろ!』


はぁ…、ほんまなんなんやこの兄は……




「あ、名乗った方が良いんとちゃいます?」


気付いたようにニコッと笑う一番背が高い人




正直なところ、今来た3人は皆知っている


「あ、そうだな…俺は高橋 渉」

「俺は月崎 志麻やで」

「僕は折原 千祐です」



『皆さんのことは存じ上げております、うらたさん、志麻さん、センラさん!』


「まぁ、A…crewやもんな」



「え…ますます話がわからないんだが」


困り顔で呟いたうらたさん




あまりこのお三方には会いたくなかった


ライブでは何度も顔を見てるけれど



『…坂田 Aです、兄がいつもお世話になっています』


「え、坂田って妹おったっけ」


「そんな話聞いたこと無いですね?」



よし、説明だけして家を出よう


『妹だからという理由で会えるとか他の浦島坂田船が好きな人に申し訳無くて、兄を口止めしてました』


実際のところ、申し訳無さより、何をされるか分からないという所が怖いのやけど



『そう言うことで、私、出掛けますので』

私は勉強道具と最低限の物だけ入ったリュックを持ち、玄関に向かった







「Aさん…やったっけ?」


誰も言葉を発する事の無かった沈黙を柔らかな声が破り、私の歩みを止めた

センラーなり、6→←センラーなり、4


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蒼衣瑠璃(プロフ) - たまねぎさん» ありがとうございます…!浦島坂田船の4人それぞれの良さがあって…良いですよね……! (2018年3月4日 16時) (レス) id: 36bba8930e (このIDを非表示/違反報告)
たまねぎ - センラーか…私はこたぬき寄りのcrewです!!(どうでもいい)更新頑張ってください! (2018年3月4日 9時) (レス) id: 7ace257b23 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼衣瑠璃 | 作成日時:2018年2月20日 23時

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