I love you from that day (J･M) (ページ26)

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第26話ページ26

「ねぇ」

 「はい？」 

「とりあえず敬語やめて、あと潤って呼んで」 

「ぇ？」

 「はい。呼んでみて？」 

「ぇ、ぇ、、じゅん」 

「ん、よしいい子。あとさ、」 

「まだあるの！？」

 「はは、、キスしていい？」

 「っ！？そ、それは」

 「駄目？」   

子犬のような顔で私を見つめてくる。

絶対彼はわかっててやってるんだろう。

でも、嫌ががれるわけもなく  

「いいけど、、んっ！？」  

いいと言う言葉を聞いた瞬間に、彼は私の唇に自分の唇を重ねた。

チュとリップ音がして、唇が離れた。  

「っ……」  

驚いていると  

「可愛い、もう一回いい？」

 「ぇ？んっ…」  

今度は返事も聞かずに重ねられた唇。 

彼の柔らかな唇の感触が気持ち良い 触れる程度の優しいキスを何度も繰り返され、次第に息が上がる  

「はぁ…はぁ…」 

「ごめん、夢中になった」 

「ううん、、大丈夫」

 「…俺今日我慢すんのか、つらっ」

 「え？」 

「いや、何でもない。そうだ風呂入る？」 

「あ、、うん」

   先にどうぞと案内されたお風呂場。 

彼がリビングに帰ったあと、その場にうずくまった。

  「はぁーー」

  顔を両手で抑える。さっきした行為が蘇る。

恥ずかしい恥ずかしい、ドキドキが止まらない。

こんな時に美香の言葉が頭に浮かぶ。  

もしかして、今日このまま…とか、、あるかもしれない、、ど、どうしよ。

落ち着け私、初めてじゃないんだし。

いや、高校生以来だから、初めてと変わらないんじゃないか！？

どうしよ、どうしよ、

  「あー！」  

考えても仕方ない。

とりあえずシャワーを浴びた。
お風呂場を出て服を着る。
可愛い下着つけてきてよかった。  

鏡に映る自分の裸をみて、さっと血の気が引いた。

こんなダラシない身体彼にみられたくない。

見られたら嫌われるかも…

そもそも何故私なんか好きなんだろ。

いや、でも彼は嘘つくような人じゃないし、、  様々な感情が蠢く。

もやもやしたまま、私はリビングへ戻った。  