苺みたいな甘い日常【すとぷり】【BL短編集】

お家デート　2.【ジェルなな】 ページ23

ななもり視点

なんか今日はジェルくんがいつも以上に意地悪してくる。

ちょっぴりMっ気ある俺にとっては嬉しいんだけどね。

赤くなった顔を手で隠すジェルくんに、もう一回そっとキスをおねだりしてみる。

「ねぇ...。可愛くしたよ？...おねだりしたよ？ジェルくん...キスしてよぉ...」

そっと、耳元で囁くように。

すると、バサっと押し倒された。

そして、ジェルくんは甘くとろけるようなキスをした。

俺の口の中にジェルくんのものが入った時は、嬉しくて思わずギュっとその大きなジェルくんの体に抱きついた。

そして、甘いキスを楽しんだ後にゆっくりとお互いの唇を離した。

「やっぱなー君は可愛ええな」

そう言いながら、俺のズボンに手をかけるジェルくん。

「ひぁ...ぁ じぇうくぅん...！」

呂律の回らない口でジェルくんの名前を言う。

「あのな...。その可愛いところ、他の人には見せちゃ駄目だぞ？」

「んぁ...うん...！」

甘い甘いお家デートでした。

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