甘美騎士注意報 [Knights 短編集]

シニカル王子と甘い半分こ2 (微 甘め) ページ10

｢んッ、ふ…あっ…！｣

絡まる舌に乗るのは泉が食べてた金平糖
2人で金平糖とともに舌が絡み合って、ほんとなんとも言えない

けど、すごく甘くて美味しい

｢っ…んんっ…ぁ……！｣

だんだんそうやって舐めまわしていくうちに金平糖が溶けるのがわかる

やがて金平糖が消え、その後もすこしそんな舌を絡め合ったあと、離れた

甘さを乗せた糸が私たちを引く

｢っ、はぁっ…はぁっ………おい泉！！！馬鹿じゃねえの！？｣

泉｢ん…、わけてあげたんだからいいでしょぉ｣

と、手の甲で拭いながらこっちを見据える泉は色っぽくて直視できない

｢………くそが｣

泉｢金平糖はないけど、もっとしてあげてもいいよぉ？｣

｢あぁん！？なんだとこら！！｣

と 私は泉のネクタイをぐいっと引っ張り泉をこっちに寄せた

泉｢ん〜……自爆、だねぇ？｣

と 馬鹿にするように鼻で笑ってから泉は私を押し倒した

｢はっ！？ねぇちょっと待っておい！！｣

泉はこちらを口角を綺麗にあげて見つめたまま 自分のネクタイを緩めた

泉｢まぁもうあんたに拒否権なんかないから。｣

｢何、それどういうこと…？｣

泉｢ねえ、ただ金平糖半分こしただけで終わるなんて思わないでよねぇ。"キリのイイトコ"まで続けるから。あんたは黙って俺に委ねて。｣

｢あぁぁあもうバカぁ…！｣

ふふっと泉は笑って私のネクタイを器用に解いていった


☆。.:＊・゜☆。.:＊・゜

｢ッ、あぁっ…！！いずっ、泉っ…！んっ、やあぁ…！！｣

泉｢んっ…Aっ…！｣

｢ん、んんっ あ、あぁあぁあ……！｣

☆。.:＊・゜☆。.:＊・゜

｢…泉まじ〇ね｣

泉｢はぁ！？なんで！？理不尽すぎるんだけどぉ！！｣

｢……なんか、ドキドキしたんだけど…｣

泉｢え、は？｣

｢わかんないけど…嬉しかったんじゃバカ｣

泉｢あんた俺のこと好きなの？｣

｢はっ？ちょっと表でる？｣



ツンデレ(?)系彼女×確信犯シニカル王子

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