『伝説の選手』？それって…日本の方のですか？

第８３Q　「強い所が勝つんじゃない」 ページ18

雪埜side

あと８秒…！！

伊月「みとれちゃうぜ水戸部ナイス！！」

よし！黒子君にパスが通った！！

敵「しまった！」

日向先輩も相手のDFから抜け出した


津川「おお」


ウソだろ！？

パスコースから逆算して察知したのか！？

火神「黒子ォォォォ！！」

雪埜「黒子君！！」


す、スルー！？

あのタイミングでスルーって……


流石は帝光中バスケ部一軍

そして、『キセキの世代』だな

黒子「雪埜君！」

パシッ


この試合……このボール決める！！

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ｽﾊﾟｯ！

審判「試合…終了ーーーー！」



雪埜「勝った……？」

黒子「やりましたよ！」

雪埜「うん！」

やったね、A

＜本気出せ言ったでしょうが！！＞

何かイヤな感じしたもんで…

＜そう…ならいいや＞

津川「なんでだよ！！」

コッチのセリフだよ！急に大声なんか出してさ〜

津川「誠凜なんて去年できたばっかのとこだろ！？
練習だって絶対ウチの方がしてるのに！
去年なんて相手にもなんなかったのに！
強いのはどう考えてもウチじゃんか…」

雪埜「強い所が勝つんじゃない」

津川「えっ…」

雪埜「勝った奴が強いんだ
この世界、そうなってるんだよ。
強い所が勝つんじゃない、勝った所が……先輩達やみんなが強かったんだ」


春日「そゆこと〜
さ、整列いこーぜ〜。アイツらの方が強かったそれだけだ」

津川「…名前教えてよ！」

黒子「え？」

津川「名前！」

黒子「…黒子テツヤです」

津川「お前も！」

雪埜「僕？雪埜理央
まぁ、僕の名前を覚えてても無駄だけど…」

津川「…覚えとく！」

無駄なのに

審判「８３対７１で誠凜高校の勝ち！！」


「「「「ありがとうございました！！」」」」

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