転生46 ページ11
伏黒side
伏黒「どういう事だ。あいつが偽物?鎖城は…」
「異世界転生って信じる?」
急に何を語り始めたと思えば転生?
頭がおかしいのだろうか
「スマホやテレビでいろいろ見るでしょ?アニメ、ドラマ…この世界は彼女の架空の世界でしかないの」
伏黒「架空の世界…?」
さっきからこいつは何を言っているんだ
「彼女はね、1度死んでいるの。」
伏黒「?!」
「貴方に嫌われないように私に近い性格で接してるみたいだけど、私はあんなに優しくはないわ」
伏黒「さっきから何を言っているんだっ…!」
混乱して考えがまとまらない
こんなやつの耳なんか貸さなくていいのに
「原作道理にこの世界の話が進まなければ、あなたは死ぬ。でも私を殺せば彼女は記憶ごと消える。」
伏黒「っ…!!」
異世界?転生?原作道理?
鎖城が偽物…?
嘘だ……そんなの嘘だ…
パリイイイイインッッ!!!
Aside
『恵!!』
アニメでよく見る、窓ガラスを割って登場するシーン
ずっと憧れてたんだよねぇ
って言ってる場合じゃないけど……
「…丁度良かった。」
『ッ?!あんたは…!』
「今ね、全てを話したのよ。貴方の事も、この世界の事も」
『……』
だからか
恵の目には私は映っていない
ずっと俯いて何かを考えているっぽい
『……恵聞いて』
『あいつが言ったことは本当。私はもう少しで恵の前からいなくなる』
37人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さっちゃん | 作成日時:2021年1月24日 13時