不幸女子高生とトリプルフェイス (ページ28)

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25話(出逢い編) ページ28

安室さん？という人が戻ってきてから数分後

「お待たせ致しました」

コトンとテーブルに置かれるお皿

その上には待ちに待ったハムサンド

『ありがとうございます』

「あおい姉ちゃん、安室さんが帰ってくるのずっと待ってたんだよ！」

「姉ちゃん？コナン君のお姉さんですか？」

『違いますよ、工藤新一って知ってます？』

「確か高校生探偵の…有名ですよね？」

『私その新一の幼馴染みで親戚のコナン君とは何回か会ったことあるんです
新一のことは新一兄ちゃん、だから小さい頃から知ってる私は姉ちゃんなんです
まぁ今も小さいですけど』

「そうなんですか
あ、自己紹介がまだでしたね、僕は安室透です」

『日向あおいです、あのいただいても？』

「あ！すみません、お待たせしてしまったのに…」

『大丈夫ですよー、いただきます』

パクッとハムサンドを口にする

『！
すっごく美味しいです！』

「ありがとうございます！」

これ本当に美味しい

この人確実に仮面被ってるけど

正直そんなことどうでもいい

毎日でも食べたい

そんなこと考えてたら安室さんが私を

というか私の腕を見ていた

『？、何かついてます？』

「あ、いえ…」