転生5 ページ6
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『………準備完了』
私は制服を着て家を出る。
そういえばさっき2つ仏壇があった。
美人な女性と少しガタイのいい男。
きっと私の母親と父親。
家を出る前。私は仏壇の前で手を合わせてきた。
そして家中見て回ったけど、普通の家庭では見られないようなものばかり。
すぐに分かった。
この家は呪術の家庭で、父も母も呪術師だった。
いつ亡くなったんだろう。
元々私が居た世界でも、この世界でも、やっぱり親はいないんだな。
『…お父さんとお母さんってどー言うのだろ。』
「なにー?独り言ー?」
『?!』
後ろから手を引っ張られて振り向くと、チャラそうな男が2人。
金髪マッシュと、髪を赤く染めてズボンがズタボロの人(多分そーいうファッション)
『すみません。これから高校見学行かなきゃ行けないので。』
え、人生初めてナンパされたよ?
こんなイケメンに声かけられたのも初めてよ?
「へぇー!変わった制服着てるねぇ。」
「俺らがそこの高校まで送ってあげるよ?」
『……』
落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け。
私は冷たい女。私は冷たい女。
感情を抑えろぉー
『…1人で結構ですので。』
「そんな事言わずにさぁ?」
そう言うと金髪マッシュの男が私のおしり付近を触る
「お?いいケツしてんじゃん?」
待って待って。
人生初めてのナンパだし、こいつらイケメンだし。
ブスは嫌だけどイケメンに触れられるなら本望!!
それを断る私……グゥ〜!かっちょいいい!!
「グァッ」
「おいっ?!どうしたりく!!」
??「ごめんねー君たち。この子、僕の生徒だからさ?ちょっと、こっちに譲ってくんない?」
え…
「あ?誰だよテメェ…痛い目見てぇのか?!」
まじ??
??「懲りないねぇ。」
「ぶはっっ」
なんでここに
??「やっぱ弱いねー君たち。あっ、大丈夫?」
『…五条悟?』
五条「あっれぇー?僕の事知ってるの?それは光栄だねぇー」
ごごごごご五条先生がいるの????
五条「君、鎖城Aでしょ。」
『…ッはい』
うええええええ?!私の名前知ってたああああああああぁぁぁ?!?!?!
五条「これから君の担任をさせてもらう五条悟だ。よろしく!A」
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2020年11月12日 21時