season1 オレがTruth Love を知った訳(黄瀬涼太)

予想外(黄瀬side ) ページ7

名前で呼んでいいよって言って断られたのが初めてで・・・
オレ、今少し動揺してるッス。でも、もしかしたら恥ずかしいからって
だけかもしれないッスよね！



黄「えー。いいじゃないッスか！それにさっきから堅苦しいッスよ〜。」



貴「・・・」



黄「ちょっと〜海野ちゃ〜ん。無視は悲しいッス...」




動揺を隠して話しかけてたら何か無視され始めたッス...
しかも海野ちゃん、リュックの中を探って本を取り出したと思ったら読み始めた。



なんか話しかけないでくださいオーラが出てる気がするッス...




担任「じゃあ、自己紹介の時間終了ー。明日はみんなの前でしてもらうから考えとけよ〜」





帰宅後、自分の部屋にいき、自己紹介後から考えている事を考え直す事にした。


それは海野ちゃんの事ッス。

いや、別に一目惚れしたわけではなく...

無視されちゃった事に動揺しまくってるッス・・・無視された事が初めてで
どう対処したらいいか分からないッス。



でも、とにかく無視されて悔しいし、少し頭にきてるッス。

だって、初対面で無視はないッスよ！！ひどいッス！！


　
　 ということで、オレ決めたッス。


　 海野ちゃんと絶対に仲良くなってオレの事友達だと思ってもらうようになるッス！！




次の日から黄瀬の《海野ちゃんと仲良くなろう大作戦》が始まった。





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オレの海野ちゃんに対する第一印象は冷たい人だったッス・・・。

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