season1 オレがTruth Love を知った訳(黄瀬涼太)

一緒に行きたい(黄瀬side ) ページ25

黄「Aちゃん！部活にいK・・・ ってあれ？いないッス…」


る「Aなら挨拶終わった瞬間教室出てったよ。」


黄「また逃げられたッス…」


る「残念だったね、涼太。」


黄「ん〜 でも、教えてくれてありがとうッス！るみっち！」



バシッ！！！




る「バカ!!学校でそう呼ぶなって言ったでしょ!!」



るみっち、叩くの結構強いんすよね…地味に痛いッス


黄「ごめんなさいッス。じゃあ、また明日ッスるみ…本宮さん！」



オレは走って体育館に向かった。
るみっちが言った通りAちゃんはすでに体育館にいて、部活の準備をしていた。



黄「Aちゃん、何で先にいくんすか〜？」


貴「………」



あっ無視しないっていう約束破ったッス。



黄「AちゃんAちゃんAちゃんAちゃんＮ・・・」


貴「うるさい!!無視したのは謝りますけど早く準備を手伝って下さい!!」


黄「だってAちゃんが先にいちゃったかＲ…」



ゲシッ！


笠「だってじゃない。Aの言う通りだ。さっさと用意してこい!!」


黄「分かったッスけど、笠松先輩蹴るとかひどいッス！」


笠「お前が悪いんだから、仕方ない。ほら、さっさと行け！」


黄「は〜い」



Aちゃんがマネになって早２週間。いまだ体育館に一緒に行けてないッス。

Aちゃん、すぐ逃げちゃうんッスよね〜



部活仲間としてもっと仲良くなりたいんッスけどね…


まあ、部活仲間としてじゃなくても、普通に友達になりたいッスけどね。




しかも、部活中に話しかけても『はい』とか『そうですね』とかしか言わないし…
何故か笠松先輩がいちいち乱入してくるし。


てか、ほんと、笠松先輩なんなんすか？

シスコンにしかみえないッス。ホントに。

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