私も女ですけど？ (ページ2)

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『ふわぁぁぁぁ、、、あーねむねむ。』

今日もいつも通り目覚ましを止めて着替える。

眠たい目をこすりながらクローゼットを開けた。

『、、、学園長に貰ったさらしありがたいけど結構痛いんだよな、、、』

まぁ、いろいろしてもらってるし文句なんて言えないんだけど。、、、いや、そもそもこんなことになってるのは学園長のせいだよな。

なんて思いながら着替える。

今日は早朝シフト入ってないよな？

部屋に貼られているモストロラウンジのシフト表をちらりと見る。

『、、、うん。大丈夫だ。、、、さて歯を磨きに行こうかな。』

今日は楽しい事が起こればいいな。

。

私たちオクタ生は、部屋をちょっと出てすぐにある寮生専用の洗面台で歯を磨くのが決まりだ

なんでこんな決まりがあるか知らないけど

『(あーぁ。このスペースが部屋についてたらなぁ)』

もう何度目かわからない愚痴をこぼす。

自分のロッカーから歯ブラシと歯磨き粉を取り出して歯を磨いていると急に後ろから声をかけられて思いっきりむせた。

急に声をかけた犯人は「うわ、全く。汚いですね」などと怒っているが正直怒りたいのはこちらである。

私は怒りたい気持ちを抑え、声をかけた。

『、、、、いつも朝早いですね。寮長。』