焼肉 ページ25
淳太と最後のキス以来、淳太からの着信もLINEもない。
あんなに長かった6年が私の中でどんどん薄れていくのが分かった。
今日は健人は収録らしい。
けど、早く終わるって…
どこかで美味しいもの食べたいなぁ。
あっ、それは無理だ…
2人の時はつい忘れてしまうが健人はJ事務所のアイドル中島健人。
外を2人で出歩くなんて絶対出来ない。
又なんか作るかな…
そう思い立って近くのスーパーに行こうとした時LINEが鳴った。
『Aーっ今日早く終わるから、外食しよ？
いい店知ってるんだ。
終わったら又連絡するから準備よろしこ(*^^*)』
もしかして健人、私の心ん中見えてる？
でも大丈夫なの？
嬉しさの反面心配になった。
よろしこって…健人よく使うよねこれ。
なんなの？いけてんの？(笑)
久々にバッチリメイクで気合い入れた。
健人の車の助手席に乗り込む。
「ねぇ、健人大丈夫？バレない？」
「大丈夫！任せて？」
健人は車を発進させた。
大通りを避けるように走り、一軒の店に到着。
よく知っているかのように裏口から店内へ…
そして個室。
完璧だ。誰にも会わなかった。
「ここね、前に番組の収録で来たの。超ーうまいんだから。」
そこは高級な焼肉店だった。
とりあえず烏龍茶で乾杯。
運ばれてくるお肉は本当すごかった。
金箔がかかってるし。汗
(これ一体いくらするんですか？)
《お待たせいたしました。シンデレラです》
ん？シンデレラ？
「これね、シンデレラ寿司って言うの。Aにピッタリでしょ？」
透き通るようなお肉に包まれたお寿司だった。
あの日、ハイヒールを履かせてくれた健人を思い出し急に恥ずかしくなった。
「なに、A照れてんの？まぢ、ほんと可愛いんですけどー」
「照れてませんからー」
私大嘘つきです。
それから私はシンデレラ寿司を写メにおさめた。
「ほんと美味しかったぁ。こんな焼き肉食べたの初めてだよ」
「又彼氏に連れて来てもらいな」
「彼氏居ませんから。」即答。
「えっ？だってAこの前キスして、、あっ」
「やっぱり見てたんだ」
「ごめん。だから俺、てっきり元さやかと思ってた」
「あの日に別れたの」
「そっか…」
少しの沈黙の後、、
「そうだ！A、俺達も一緒に写メ撮ろうぜ」
2人でインカメラにしてピースした。
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アップルレモン(プロフ) - はい。 もう、健人への愛が薄れることはありません。 ぜーったいに、愛し続けます！！！ (2014年10月13日 10時) (
レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)
SZ-holic(プロフ) - アップルレモンさん» ほんとですか？嬉しいです(*^^*)これからも健人を愛してあげてください。愛が薄れた時は、又らぶほりっく。思い出してください。←黙（笑） (2014年10月12日 23時) (レス) id: 42cc598e38 (このIDを非表示/違反報告)
アップルレモン(プロフ) - この小説読んだら、ちょっぴり薄れていた健人への愛が復活しました！ 本当に本当にありがとうございます。 (2014年10月12日 23時) (レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)
SZ-holic(プロフ) - アップルレモンさん» アップルレモンさん、もぅ感激なコメントに涙出ました（；＿；）本当に嬉しいです。かなり長いストーリーになっていますが、ご覧いただけたら幸せです。本当にありがとうございます… (2014年10月12日 16時) (レス) id: d5618f34ce (このIDを非表示/違反報告)
アップルレモン(プロフ) - こんなに、健人を愛しちゃっていいんですか？ もぅ、この小説読んだら、涙が止まらなくて大変でした(笑 読み終わった瞬間、テレポーテーション聞きました。ルージュも。 胸に、染みました。 この小説は、ファンタスティック胸キュンストーリーです！ (2014年10月12日 16時) (レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SZ-holic | 作成日時：2014年8月21日 17時
