健人サイド3 ページ17
少し仮眠を取った俺はAを起こさないように置き手紙をして静かに基地を出た。
今日は打ち合わせと雑誌の取材だ。
女性のタイプは？みたいな質問に応えているとふとAを思い出す。
とにかく仕事中もAが頭から離れない。
昨夜の泣き顔が脳裏に焼き付いている。
二つ目の仕事に向かう道の途中でマネージャーに車を停めてもらい小さな靴屋に飛び込んだ
。
足のサイズって、手首から肘までの長さだって聞いてたから、なんとなくピンッと来てたんだよね。
1番上に飾られたハイヒールは可憐で清楚であいつのイメージ通り。
「これください」
俺はそれを片脇に抱え足早に車に戻った。
風磨が不思議そうに俺を見た。
「中島それ何？」
「ちょっとね。汗」
それ以上風磨は深く聞いてこなかった。
.
よし、午前の仕事終了！
「俺一旦帰ります。お疲れっす。」
俺はAの待ってる秘密基地へと急いだ。
(あいつ何してっかな？)
玄関を開けるとAはキッチンに居た。
いい匂い。
もしかして、Aが料理？
やべぇ…こういうの。
昨日と違い、化粧をして髪をアップにしたAは本当に綺麗でドキッとした。
Aの作ったパスタもスープ？も美味過ぎ！！
頭ん中、♫フィャ〜フィャ〜♫いってる。
俺、美味いモノを食べるとどうもテンションが上がるらしい。
実は母親以外の女性が作った料理をこうして食べるのは初めてだった。
.
Aをソファーに座らせてさっき買って来たハイヒールを履かせてみた。
おーっやっぱりサイズピッタリ！
良かった。。
喜ぶAを見て俺も本当に嬉しかった。
Aはきっと俺の事なんて、男としてなんか見ていない。
Aにとったらただのアイドルの中島健人。
分かってる。
俺だって、事務所的に恋愛NGだし、今までそれを突き通して来たんだし。
けど、きっと…
俺、Aが好きだ。
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アップルレモン(プロフ) - はい。 もう、健人への愛が薄れることはありません。 ぜーったいに、愛し続けます！！！ (2014年10月13日 10時) (
レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)
SZ-holic(プロフ) - アップルレモンさん» ほんとですか？嬉しいです(*^^*)これからも健人を愛してあげてください。愛が薄れた時は、又らぶほりっく。思い出してください。←黙（笑） (2014年10月12日 23時) (レス) id: 42cc598e38 (このIDを非表示/違反報告)
アップルレモン(プロフ) - この小説読んだら、ちょっぴり薄れていた健人への愛が復活しました！ 本当に本当にありがとうございます。 (2014年10月12日 23時) (レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)
SZ-holic(プロフ) - アップルレモンさん» アップルレモンさん、もぅ感激なコメントに涙出ました（；＿；）本当に嬉しいです。かなり長いストーリーになっていますが、ご覧いただけたら幸せです。本当にありがとうございます… (2014年10月12日 16時) (レス) id: d5618f34ce (このIDを非表示/違反報告)
アップルレモン(プロフ) - こんなに、健人を愛しちゃっていいんですか？ もぅ、この小説読んだら、涙が止まらなくて大変でした(笑 読み終わった瞬間、テレポーテーション聞きました。ルージュも。 胸に、染みました。 この小説は、ファンタスティック胸キュンストーリーです！ (2014年10月12日 16時) (レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SZ-holic | 作成日時：2014年8月21日 17時
