手料理 ページ16
「ただいまー
A何してるの？えっ？もしかして？」
瞳をキラキラさせながらキッチンを覗きに来た健人。
「おかえりなさい。
何してていいかわからへんからお昼でも作ろうかと思ってん」
「へーAでも料理出来るんだ？」
「それどういう意味ですか？」
ちょっと不機嫌になった私の顔を見た健人は隣に来て言った。
「A怒った顔も本当かわいい…」
中島健人はそういう事さらりと言えちゃうんだもんね。。
「でーきた」
「やったー早く食べようぜ」
「うわっっ
うまそーいただきまーす」
机に並べるなり健人は大口でパスタを頬張った。
「なにこれうまっ 超ー美味しいんですけど♡」
どうやら気に入ってもらえたようでホッとした。そして私も一口。
うん、美味しい。
共働きの両親のおかげで中学の頃から家事は任されていた。
だから料理だけは自信があった。
逆にそれぐらいしか取り柄がない。
最後まで美味しいと言って食べてくれる健人を見ていると又淳太を思い出してしまった。
淳太もパスタが好きだったな…
.
「あっそうだ！これ、、開けてみて？」
そう言って健人が白い箱を私に手渡した。
箱の中身はすごい可愛らしいハイヒール。
「どこ行くのも俺がお姫様抱っこしてあげてもいいんだけどね、、
そういう訳にもいかないでしょ？」
そう言って健人が笑った。
そうだった、私淳太とこから裸足で飛び出して来たんだった。
健人に促されソファーに座ると健人が片方のヒールを取り出し私に履かせてくれた。
まるでシンデレラのように。
「ピッタリじゃん、良かった」
ほんとだ。。
サイズが合った事にとにかくビックリした。
「これどうしたの？」
「そんなこと気にしなくていいから！
俺からのプレゼントね」
健人はどこまでも優しい。
甘えてばかりでごめんね。
「ありがとう…ほんまに嬉しい」
健人は私の頭をポンポンと撫でて笑った。
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アップルレモン(プロフ) - はい。 もう、健人への愛が薄れることはありません。 ぜーったいに、愛し続けます！！！ (2014年10月13日 10時) (
レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)
SZ-holic(プロフ) - アップルレモンさん» ほんとですか？嬉しいです(*^^*)これからも健人を愛してあげてください。愛が薄れた時は、又らぶほりっく。思い出してください。←黙（笑） (2014年10月12日 23時) (レス) id: 42cc598e38 (このIDを非表示/違反報告)
アップルレモン(プロフ) - この小説読んだら、ちょっぴり薄れていた健人への愛が復活しました！ 本当に本当にありがとうございます。 (2014年10月12日 23時) (レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)
SZ-holic(プロフ) - アップルレモンさん» アップルレモンさん、もぅ感激なコメントに涙出ました（；＿；）本当に嬉しいです。かなり長いストーリーになっていますが、ご覧いただけたら幸せです。本当にありがとうございます… (2014年10月12日 16時) (レス) id: d5618f34ce (このIDを非表示/違反報告)
アップルレモン(プロフ) - こんなに、健人を愛しちゃっていいんですか？ もぅ、この小説読んだら、涙が止まらなくて大変でした(笑 読み終わった瞬間、テレポーテーション聞きました。ルージュも。 胸に、染みました。 この小説は、ファンタスティック胸キュンストーリーです！ (2014年10月12日 16時) (レス) id: 3eb5f519f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SZ-holic | 作成日時：2014年8月21日 17時
