炭治郎の双子の妹は幸柱！

優しさ ページ41

(皆んな、集まった)
しのぶ「聞いたと思いますけど、吹雪ちゃん。右目が、見えなくなりました。」
不死川「治らないのか？」
無理ですね。
宇髄「鬼狩りは、できるのか？」
はい、できます。
お館様「吹雪、すまない。私が、行かせてしまって。」
いえ、お館様のせいではありません。私の不注意ですから。

悲鳴嶼「吹雪、これから私が吹雪の右目のかわりになろう。」
ありがとうございます、悲鳴嶼さん。
伊黒「吹雪は、本当すごいな。上弦を倒すなんて。」
皆んなのおかげだよ。
煉獄「吹雪は、頑張り屋だからな。」
しのぶ「吹雪ちゃん、体に異常はないので。帰れますよ。」
本当、良かった。
しのぶ「でも、少しでも痛みがあれば来てくださいよ。」

了解です。
千寿郎「あの、失礼します。吹雪さん、いますか？」
あ、千寿郎君！おいで。
千寿郎「吹雪さん、大丈夫ですか？」
うん、大丈夫だよ。それに、可愛い千寿郎君見て。元気になったから。
千寿郎「吹雪さん、明日。一緒に出かけてくれませんか。」
うん、いいよ。
蜜璃「キャ、デートの約束(小声)」

悲鳴嶼「吹雪、そろそろ帰るか。」
うん、帰る。
しのぶ「気をつけてくださいよ。」
分かってるよ。
(屋敷をでる)
悲鳴嶼さん、心配かけてすみませんね。
悲鳴嶼「気にするな」
本当、優しいですね。
悲鳴嶼「吹雪が帰ってきてくれて良かった。」
ふふ、悲鳴嶼さんをおいて死ねませんからね。

悲鳴嶼「私より先に死んだら、困るからな。」
分かってますから、死にません。
悲鳴嶼「今夜は、吹雪の好きなもの沢山作ったからな。」
やった、楽しみです。
悲鳴嶼「吹雪は、本当可愛らしい。」
えへへ。

千寿郎君→←失明……

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