炭治郎の双子の妹は幸柱！

失明…… ページ40

うん？ここは？(目を覚ます)
玄弥「良かった、吹雪。目、覚ましたんだね。」
あ、玄弥お兄ちゃん。ここ、どこ？
玄弥「胡蝶さんの所だよ。」
しのぶちゃんの所なんだ。
玄弥「吹雪、目大丈夫か？」
少し、痛いけど大丈夫だよ。
(扉が開く)
しのぶ「吹雪ちゃん、起きましたね。」

ごめんね、しのぶちゃん。迷惑かけて。
しのぶ「吹雪ちゃんは、頑張っていますよ。」
他の皆んなは？
玄弥「怪我の手当てをしてるよ。」
しのぶ「吹雪ちゃん、目の包帯とるわよ。」
うん。
(包帯を取る)
しのぶ「どう？吹雪ちゃん。」
ごめんね、何も見えない。
玄弥「嘘だろ、目綺麗なのに。」
多分、私の呼吸のおかげで綺麗になったと思うけど。もう、右目は治らない。

しのぶ「吹雪ちゃん、治す方法探してみるから」
(部屋をでる)
玄弥「本当に見えないのか？」
ごめん、本当に見えない。
玄弥「すまない、吹雪。」
きにしないで、玄弥お兄ちゃんが悪くないから。私が、鬼の攻撃を受けすぎたから。
無一郎「吹雪ー！」
あ、無一郎君。
無一郎「吹雪、目が見えなくなったて本当？」
うん、本当だよ。

無一郎「どうして、吹雪が？」
油断したからだよ。
玄弥「吹雪ばっかり、辛い思いして。」
そんな、暗い顔しないで。
無一郎「吹雪……。」
それより、里の人たちは無事なの？
無一郎「吹雪のおかげで、怪我人を増やさずにすんだよ。」
そう、良かった。でも、悲鳴嶼さんに心配されるな。
玄弥「鬼狩りは、できるのか？」
大丈夫だよ、左目だけでもできるから。

玄弥「悲鳴嶼さん、そろそろくると思うぞ。」
みんなにも、伝えないとね。
無一郎「吹雪、もう無茶しないでよ。」
うん、約束するよ。
玄弥「本当に、しないでよ。」
うん。

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