今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:34,490 hit
小｜中｜大
＊ ページ8
「お、ありがとう。なぁ、シェリー？おいで」
と冷蔵庫から帰ってきたシェリーに対して大きく手を広げるアーセナル。
シェリーは吸い寄せられるようにアーセナルの腕の中へ。
膝の上に乗りアーセナルの首に顔を埋める。
「くすぐったっ」
と悶えるアーセナルを無視して首元で深呼吸をする。
「アーセナルの匂い好き」
とつぶやくシェリーに
「俺もシェリーの匂い好きやで」
と真似して首元で深呼吸するアーセナル。
「っ！くすぐったいっ！」
と暴れるシェリーを優しく抱きしめる。
「たまには2人でお留守番もええなぁ…このままずっとこうしてたい」
そういうとじっとシェリーを見つめるアーセナル。
「えっ…アーセナル…その顔反則…」
と真っ赤な顔を手で覆ってしまったシェリー。
「手、どけて」
そう言って優しく手を掴み顔の前から退けると耳まで真っ赤なシェリーの顔。
唇を指でなぞりゆっくりと自分の唇を近づけて行く。
しかし、タイミング悪く
「たっだいま〜！…え！？」
「ちょ！おっさん何抜けがけしてんねんな！」
と番犬2匹が手合わせから帰ってきたせいで幸せな時間は突如終わりを迎えたのだった。
___もう少しやったのに…あいつらの時も絶対邪魔したろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：相楽麗
| 作成日時：2021年2月16日 0時
