【進撃】少女が失くした感情

No.8 ページ10

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食堂に入って朝食を自分で取りに行き席についた

もちろん食べる時も私1人

逆にみんなで食べるとかめんどくさいし


貴「あ、お水も取ってこよ」


そう言って立ち上がりお水を淹れた


人がさぁ、食べようと箸に手をつけた時に気付いた


貴「……何が楽しいんだか」


さっきまでの一瞬の間で、朝食に変な物が沢山入っていた

私はヒソヒソと聞こえる方を見た


またか…


もちろんのことジャン達で、周りのみんなは見て見ぬ振り

別にどうでもいいけど


私は下を向き、いかにも落ち込んでいるかのようなそぶりを見せた


その間にジャン達がいい気になって笑っているのは他でもない


そろそろいいだろうと、立ち上がった


ジ「おい、もう食べたのか?今日は早いな」


私は無視してジャンの側まで行った


ジ「な、なんだよ」

貴「少しはご満悦していただきました?あんな事で楽しいだなんて、貴方は幸せな方なんですね」

ジ「なんだとてめぇ‼」

貴「楽しいなら好きなだけやるといいですよ。好きな事をするのに許可など入りませんし。私は気にしないので」


てめぇ‼…またジャンが私に殴りかかろうとしたけど、今回はそうさせなかった



「てめぇら何してやがる」

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