【進撃】少女が失くした感情

No.18 ページ21

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--リヴァイside--


Aの目、表情は何も無かった

俺の思い込みかもしれねぇ

どこか、少しだけ悲しんでる…

そんな感じがした



俺は何故か、そんなこいつを変えてやりたい



そう思った

きっと過去に何かあったに違いない


リ「おい」

貴「なんですか」



リ「教えてやる。お前に、"感情"というものを」


しばらくの沈黙が続いた

それを破ったのはAだった


貴「何を言ってるんですか。馬鹿なこと言わないでください。これが私。感情など教えていただかなくても結構です。…不愉快です」


俺は決めた

何を言われようと絶対に叩き込む


貴「帰ってください。もう話は終わりました」

リ「俺はまだ終わってねぇ」

貴「私から話すことはありません。早く帰ってください」


きっと何を言っても聞かねぇだろうから、Aの部屋を出た



戻してやる



感情があったころのお前に…


--リヴァイside end--

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