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..
「なになに、どうした？
顔がどんより死んでるぜ？」
目の前で手をひらひらさせて
私を覗き込んでいるのは、裕太。
「えっ、いつのまに？！」
「今入ってきたけど？
昨日は浮かれた顔してたのに
今日はどんより、ほんと忙しいね〜〜」
“とりあえずジンジャエールね”って
カウンターへと腰を掛けた。
「さっきミツとすれ違ったんだけどぉ〜〜」
「………………えっ？」
「Aとおんなじ顔してたけど
喧嘩でもした？」
「してない……。」
じぃ。って目を細めて私をみる裕太から
視線を外した。
「じゃあ好きとか言われた？」
…………………………なぜ。
「……………まじかよ、」
そう言って、
裕太が頭抱えてる。
「はぁ〜〜・・・いつ？」
「今日の朝…………、」
「うわ〜、ついさっきじゃん」
“平穏な日々がきたと思ったのに・・”って。
「ねぇもうどうしたらいい？
どんな感じでいたらいい？」
「どうしたら、って…」
「だって、今まで友達と思ってたんだよ？
なんなら向こうは男友達レベルで
私に接してきたわけだし？
それが急に好きって言って、
しかも、
……………………………おっと。
「しかも……………………？」
口をつぐんだ私へ
じぃ。って裕太からの
刺すような視線。
「他にもなにかあるな？」
「ない」
「ほんとか？俺様に誓って言えるのか？」
「……………ない」
「目をそらすな」
片手でほっぺたむぎゅ、って。
「もしかしてちゅーでもした？」
……………………。
「なんだよまじかよ」
「いった！！！
ぎゅう、ってするから何も言えないでしょ！」
最後にぎゅぎゅ！って
つねられたし。
「いつからそんな風に私のこと
思ってくれてたのかな……。」
「全く気づかなかったの？」
「なによその上からな……
裕太は知ってたりした？」
「知ってたよ」
………………なに？
「いつから知ってたの……？」
「なんとなくだったけど
確信したのは花火の時かな」
「花火…………？」
あの日は、
ふたりで射的して、人混みから
ミツが手を引いて守ってくれて…………
「ミツとAが見えたときさぁ、
ミツがこっちちらって見ててさ
悲しそうな顔すんの。
“もう着いちゃった”って。」
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ちい★(プロフ) - さみしいって言ってたよ…と嘘か本当かわからないけど、言ってくれた裕太の優しさに気づいてしまいました…。でもやっぱ太輔いいねぇ…あやさん！みつも良き★ (2020年1月10日 2時) (
レス) id: aba16733a8 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - みっかさん» こちらにコメントしてくださってたの見落としておりました！おかげで完結を迎えました。ぜひ最後までお付きあいくださると嬉しいです。 (2017年10月27日 21時) (レス) id: b34d9690f4 (このIDを非表示/違反報告)
みっか(プロフ) - あと２〜３回で 終わってしまうんですね…どっちに持ってかれるのか( ToT )ミツが街から出て行く！って流れには ちょっぴり驚きでした！ (2017年10月21日 1時) (レス) id: 6df392b90f (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ともさん» 遂に！もう私だったら部屋に入った瞬間失神しそう…、ミツなにしてるんですかね。主人公ちゃん気にしてますよ〜！ (2017年10月9日 13時) (レス) id: b34d9690f4 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - たまぴよさん» ゆうたろうは考え事が多い主人公ちゃんの癒しになってもらってます！藤ヶ谷さん電気消して、部屋においでしてその先はどうしちゃうんでしょう…！移行後もよろしくお願いします。 (2017年10月9日 13時) (レス) id: b34d9690f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや
| 作成日時：2017年8月21日 23時
